井戸が眠る

なすくんが笑ってるから今日も五億の星が笑って見える

で、次の現場いつ?

 

千秋楽、一発ギャグを!とか言われてる中普通にド真面目な挨拶を一生懸命繰り出して終わった那須くんを見て、ああこの子のこと一生好きだなとなんだか思った。一生、なんてものは分からないのであんまり言わないようにしているのだけれど、それでも思ってしまった。

初日と変わらず那須くんの挨拶ってやっぱりどこかたどたどしかった。でもきちんと考えてきている、丁寧な言葉と声だった。

 

あーーー帝劇楽しかったよー!!!!

そう思える幸せを本当に噛み締めている。

私は少なくとも今は那須くんってめっちゃ推されていると思っているので不在騒動の時に「退所だったらどうしよう( i _ i )」とか「えび座に出るの!?」とか言ってる人を見て正直鼻で笑っていたし、本当に面倒くさいオタクなので今回毎日出たは出たで「勉強大丈夫かな( i _ i )」とか勝手に心配になったりしていたのだけれど、それでもやっぱり毎日当たり前のように那須くんがそこにいて、毎日踊っていてくれる事実は思っていたよりずっと安心感のあるしあわせな事実だった。

 

那須くんは日々成長を続けているけれど、特に去年の帝劇付近で変わった。と思う。

いや、前も言った通り私がどう思おうと私より入っている人が真逆の意見を言えばそれが真実のような気がしてしまうし、それでいて結局その時初めて見た人が那須くんに抱いた印象が全ての答えであるようにも思えてしまう。けれどそれでも私にとっては、変わった。

最初は不在から久しぶりに見られたことだとか、両立の悩みや翔くんとのご飯などの背景を知ったからこその、こっち側の勝手なフィルターなのかもしれない、とも思った。けれど違った。やっぱり那須くんは驚くほど柔らかく楽しそうに笑うようになった。楽しそうに楽しそうに那須くんは踊っていた。歌っていた。笑っていた。眩しくて仕方がなかった。

 

真顔でちょっとリズム感の怪しい固いダンスをおどる那須くんが、時折口ずさみながら歯を見せたり、楽しい曲で少しだけ微笑んだり、トークになるとふにゃぁんと笑ったらする様もとてつもなく好きだった。それでこそ那須くん、という感じで楽しんでいた。

雑誌で暴露されている割に全く見せてくれない面白い姿にヤキモキするのも楽しかったし、「Bの入口」と言われる那須くんがそれなのに知るうちに「つまんない」とか「こわい」とか言われてしまう流れもめっちゃ愉快だなとか思ってゲラゲラ笑っていた(馬鹿にしてるんじゃないよ愛おしいんだよ)。

 

成長を見つめていくのが醍醐味だなんて分かっていたけれど、実際に柔らかくなった表情を見た時、驚きや嬉しさや愛おしさや眩しさ、色んな感情がぶわりぶわりと溢れてきて、双眼鏡を握りながら溺れてしまいそうだった。こんなに常に笑うようになってしまっては防御力が持たなかった(笑)

 段々と那須くんは「面白い!癖になる!」と言われ「柔らかくなった」「にこにこ笑ってた」と言われるようになって、そんな言葉を見るたびに「やっぱり〜!?」と心でいいねボタンを連打している。

 

那須くんはいつも初日、硬くなりがちなイメージがあった。それが段々とほぐれて、オーラスにはにこにこ笑うようになったり誰かと絡んだりファンサが増えたりする。

けれど1/1。幕が開いた那須くんはにこやかに笑っていた。自分以外のユニットの曲も口ずさんで、楽しそうに踊っていた。もちろん、完璧な踊りなんかじゃないだろう。見る人が見ればまだまだ固くて拙い。けれど、私が大好きなひとつひとつ丁寧な動きはそのまま、前よりもずっと滑らかに那須くんは踊っていた。1.2.3.4、そんなカウントが聞こえてきそうなダンスではなく、音楽にのって動いていることが多くなった。

真剣なシーンではハッとするほど綺麗な顔で真剣に動く、そんな那須くんが大好きだ。それでいてちょっと落としたり何かあったりすると動揺してしまう目も好きだ。最初からにこにこと踊り続ける姿も、相変わらずやけにうっとりと紫耀くんをチラチラと見つめる姿も、藤井くんと目を合わせてくしゃりと笑う姿も、目の前でいがりんが滑ったのをびっくりした顔で見た後、「心配ないよ」とでも言いたげにぐるんぐるん手を掴んで回ってくるいがりんにわたわた走りながらすっごく楽しそうに笑っていた姿も、ああ好きだな!と思った。

湾岸でも那須くんは楽しそうで、それはきっとこのメンバーこの環境が見せる那須くんの面白さや愛らしさや輝きで、それも愛おしくて、でも今回幕が開いた瞬間ににこにこしている那須くんを見た時、改めて「ああ那須くん変わった」と実感したのだ。柔らかくなった。この子ってこんなに眩しかったっけ。ずっと見てきたはずなのに、そう思った。

二幕、シルエットが浮かんでくるあの高揚をきっとずっと忘れられないと思う。初日の「凄いものが始まる」というあの予感の空気も、初日以降の、舞台の上からの「やるぞ」という空気と双眼鏡を構える客席からの「見逃すもんか」という空気がぶつかり合う、あの静かな静かな今にも爆発しそうな熱気がたまらなく好きだった。ノンストップで踊る。激しい振り付けに、必死で那須くんを追う。那須くんは笑っていた。余裕を失った顔をするのだと正直思っていたのに、大丈夫かなとか思っていたのに、那須くんは笑いながら踊っていた。死んでいると散々言われがちな目を煌めかせて、必死に食らいついていた。初めてのサマパラ、「食らいついてやる」と言っていた那須くんをなんだか思い出した。那須くんの熱さを知っていたけれど、わたしはそれを知るたびに、その内に秘めている熱さが愛おしいと思っていた。ああそうなんだそんなこと思ってたんだ、じゃあ今も思ってるんだろうな、なんていわば“推測”していた。しかしもう推測なんかじゃなくて、これは“実感”だった。内に秘めていただろうその熱さをずっとずっと理解していたはずだったけれど、瞳から見えるその煌めきに、初めて直で実感したのだ。

楽しそう、そう思った。ああ、本当に那須くんはステージが楽しいんだ。頭が良い那須くんが、アンチだか正直な感想かは知らないが「推されなくなったらすぐ辞めそう」とか「大学進学したあたりであっさり辞めて就職しそう」とか言われてるのを何度も見た。その度にもちろん「うるせえ〜〜〜!!!!!!!」とかなりながらもたまに那須くん辛くないかな、悩んでないかな、楽しんでるかな、そう思うこともあった。このメンバーが好き、活動が本当に楽しい、その言葉に救われながら愛おしみながら、頑張りすぎる那須くんが潰れてしまったらどうしようと思うこともあった。もちろん今もそれは、大好きだからこそ消えない思いだ。誰担だってそうだろうけれど。

でも、ここで生きてる、そう言った那須くんが、ステージが生きがいだと言った那須くんが、目の前で笑っていた。那須くんが笑っている。それがどうしてこんなにも嬉しいんだろう、胸がぎゅうっとするんだろう。どうしてこの子だけなんだろう。那須くんより好きなダンスを踊る子も、好きな歌声も、好きな顔もあるのに、それでも「拙いから良い」とか「あーあ、こんな下手なのになんで那須くんなんだろ〜〜」とかそんな偉そうな話ではなくて、なんだか那須くんが一番星だった。まあ自担ってそんなもんなんだけど。けれど今回舞台の上で、ああ那須くんの踊りが好きだ!表情が好きだ!が改めて溢れた。

煌めく音楽と一緒に、胸の中が弾ける。眩しい、眩しい、星みたいな輝き。たくさんの星々の中で私にとっては一番目に入る、見つめてしまう、愛しい輝き。わたしの宇宙!

「俺のこと信じてついてきて」

その言葉をなんだか思い出しながら、踊る那須くんを見ていた。幸せでどうにかなりそうだった。この子についていこう。

 

とか散々成長を言っときながらbabybabybabyで楽しそうだけど人と絡めずに一人でノる那須くん(もちろん後ろにいるから見切れる)、相変わらずすぎてサイコーーーーーだったね!!!!(結論)

 

 サマパラいつ?