井戸が眠る

なすくんが笑ってるから今日も五億の星が笑って見える

今夜の蕎麦には茄子をいれます

 

あーー!今年楽しかった!!!

 

そうやって終われることがめちゃくちゃに嬉しくて楽しい。

それもこれもぜんぶもちろん那須くんのおかげである

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来年度もどんどん見切れてほしい

 

去年の今頃、家でごろごろしながら私は「いや〜まさか二年連続ソシャゲにピーー円かけながら年越しするなんて思ってなかったな〜!!」とかなんとかガハガハ笑いながら無心で10連をまわしていた。(不摂生すぎる年越しをして翌日死にながら東京ドームに行くことになる)

人生なんて分かんないことの連続だからきっと来年は予想外のところにいるかもしれないな、とぼんやり思ってはいたが、まさか自分が全員2000年代生まれのユニットを追いかけてるとは思わなかった。

 

東京B少年はかわいい。めちゃくちゃかわいい。

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世界一かわいい三コマ漫画の一コマである

 

アイドル誌でみんなが理想のデートとかそういうのを語る中好きなお菓子について語っている彼らを見た時は割と本気で「え?ここだけミルクの匂いがしない???」と思ったのをまだ覚えている。

けれどそんな私にとってよちよちバブちゃん集団だった彼らは、当たり前だが全然よちよちバブちゃん集団ではなかった。

今のメンバー、今の位置、そのままではいられないこと、「フレッシュ」に寿命があることを彼らは理解していた。若いんだから盲目に突き進んだって良いのに。それは彼らの真面目な性質だけではなくて今の時代が作り出した空気で、頼もしいとか凄いなあとか通り越して少しだけ苦しかったりもした。

オタクは初期が一番楽しい。新品のスポンジのように、何もかもが新しく、わくわくする予感をぐんぐん吸い込んでいく快感。オタクだったら忘れられないその快感を刺激させる新しさを、たしかに彼らは持っていた。みんな彼らのことをよく知らなかったからこそ、みんなわくわくした目で彼らを見ていた。いや全員の意見なんて知らないし偉そうに言う気もないけれど、少なくとも私の周りはそんな空気だった。

「何か新しいことがはじまる」「新しい風が吹く」そんな予感に満ちた空気の真ん中に、確かに自担がいた。

でも実際のところあの空気に酔っていただけで、那須くんにいわゆる「大物オーラ」があるかは果てしなく微妙なところだった。(本当にごめんね)

真面目な顔でファンサをこなしながら、まじめに固く踊って時々笑ったり首を動かしたりするなすくんの身体はわたしにはとても小さく見えた。顔が大きいとか足が短いとか言われつつ、生で見る那須くんの身体はびっくりするくらいに細くて薄かった。

 

かわいいかわいい15歳。器用そうだと見られがちな賢くて真面目なイメージから、その立ち位置から、色々と言われてしまう、不器用な男の子。

いつしかそんな彼が目に入れても痛くないというかもし入れることになっても「目なんて入ったら痛くて危ないよ( i _ i )!」って自分より逆にあっちの心配をするくらいには可愛くて仕方なくなっていた。

なんかもう本当に最低で贅沢な気持ちなのだけれど彼の重荷になるなら、心無い言葉が降り注ぐなら、端から二番目くらいの場所にいて欲しいとか思っていた。けれど那須くんはいつだって前を向いていた。上に行きたい、付いてきて欲しい、キラキラ輝きたい。いつだっていつだってそう言っていた。

誰よりも輝く。自信のある先輩に憧れるなすくんは、負けず嫌いなのは確かだけれどあんまり自信家ではないのかなって思う。それでもいつも真っ直ぐな言葉で那須くんは語っていた。そんなところがすごく眩しくて、かっこいい。

那須くんが可愛くて可愛くて、ほんとにもう凄く可愛くてたまらないのだが、やっぱり那須くんは本当にかっこいい男の子だと思う。

気持ちの折り合いを楽しい夏の終わり頃にやっと付けられるようになって、今は「そうだ誰がなんて言おうとなすくんは前に行くんだざまあみろ!」という心持ちである(くそ)

 

ついてきてという言葉を「かわいいなあ、でもどちらかといえば守りたいんだよなあ」なんて(偉そうなことはめちゃくちゃ承知なので許して欲しい)思っていたが、今は本当についていきたいと思うし、見つめていたいと思う。

 

帝劇で驚くほどにこやかに踊る那須くんを見て、眩しくてたまらなかった。輝く日々が見えた。好きだと言っていた曲を大切そうに歌うその指先があまりにも滑らかで、思わず見惚れた。何もかも完璧な一番を取れる、そんな凄いものではないと分かっていても、私の世界の中では何よりも一際ちかちかと輝いて見えた。星みたいだった。

全盛期とか新しい風を感じるビックバンとかそんな瞬間的なものじゃない、でも確かに未来を感じる、輝く強い星だった。

胸が熱くなって、ぎゅうと締め付けられて、星が弾けるように世界が輝いて見える。

はあ〜〜ずうっとすき〜〜( i _ i )

とか言えるほど子どもではなくなってしまったので、メンヘラと根暗のハーフである私はこんなにも好きなのに「でも明日朝起きたら突然すとんと気持ちが冷めることもあるよなあ」と思っている。でも、毎日思う。今日も那須くんが好きだったなあ。明日も那須くんが好きだなあ。

遠い未来のことは分からなくても、明日のことをぼんやりとそんな風に思う。その積み重ねが毎日あって、いま今年の終わりが来ている、それが結構嬉しい。

新年一発目の明日もきっと那須くんのことが好きそうだ。

 

来年はもっと面白い子になるのかな、それとも一周回って全然予想もしていなかった姿を見せてくれるのかな、疲れた顔もするだろうな、ちょっと苦しい時もあるのかな、今が懐かしくなる日もくるのかな。先のことなんて分からないのでそんな思いは尽きない。

楽しい思い出ができる度に「時よ止まれ……」とか本気で考えるけれど、それでも「じゃあ時をいま止めるのとこれからが見られるのどっちがいい?」と書かれると後者を選ぶ。そんな日々。それって地味に物凄いことだと思うのでやっぱり彼らは偉大だしそう思えることが嬉しい。楽しみだと思える、そんな気持ちが続くといいなと思う。

 

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まぶしい。

 

ありがとう!に尽きる今年でした。

夢を託してしまうくらい夢を見られる存在に出会えたことが、凄く嬉しくて、毎日胸がキラキラで溢れることが幸せでたまらない。もちろんオタクなんて辛いこと苦しいこと面倒なメンヘラの波にぶくぶく溺れることが数えきれないくらいあるのだけれど、あーたのしかった!で満たせるから良いのだ。終わり良ければ全て愛しいのスタンスでやっていこうと思います来年も。

これからもパワーをください!

 

あ、あと一回で良いからノーセットで雑誌かライブ出て欲しい

(まだ染めなくて良いし来年もアクセサリーを知らない彼でいて欲しいっていうのはあのほんとあのただの寝言です)