井戸が眠る

なすくんが笑ってるから今日も五億の星が笑って見える

星つぶひとつ

 

小さな頃から生活のすぐそばにアイドルがいた。家族と乗る車の中でも、小学校の教室でも、常に流れていたアイドルソング。アイドルって存在が好きだった。顔の良いお兄さんお姉さんが、この世は全部幸せみたいな顔、もしくはこの世に幸せがなかろうとそんなの全部蹴っ飛ばして変えてやるみたいな強さを見せて、笑っている。いいやそんなことまでは考えていなかった。単純に楽しくなれる、キラキラした世界が、曲が好きだった。アイドルは幼い私にとって確かに「生活の端に何気なく存在する娯楽」だった。

けれど大きくなって、いわゆる「オタク」と言えるくらいに好きなものができた学生時代、私の好きな人は舞台の上にいたものの私たちはお行儀よくハンカチや双眼鏡を膝においていたし、私のよく行くコンサート(ライブ)は自分の掌のみを突き上げるものが多かった。だから、久しぶりに誘われてアイドルのコンサートってものに行った時、暗くなった瞬間、人間の集合だったものが光の渦になったことにびっくりしたのを覚えている。光の眩しさに、歓声と同時に心の中で「わっ」と思った。光、光、光。

星の坩堝みたいなその真ん中で、それでも眩しさを奪われることなく、より一層輝いて。

透明なはずの空気を切り裂くような期待の歓声を浴びて、それでも決して突き刺されることなく完璧に輝く、アイドルが笑っていた。私はそのとき、アイドルは星なのだと知った。

 

「そんなにお金を心を人生を費やしても大事な時に推しは助けてくれないんだよ」

「あなたの人生に責任取ってくれないんだよ」

 

たくさん言われてきた言葉だ。恋をしていた頃は、それにプラスして「いくら貢いでもどうせそのお金で女と会ってるからね」と釘をさすようによく言われた。冷たく聞こえるそれは確かに正論で、まあ実際に気を付けられているかは別として、私は昔から一応自戒として刻んでいる。私と、彼、彼らは、他人にしか過ぎない。私がこんなにお金をかけることも、そのために生活の何かを犠牲にすることも、全ては自己満足にしか過ぎなくて、そこに見返りを求めることも身勝手に過ぎない。結局私一人がいなくなったところで大切な人の人生は進んでいくし、彼らの輝きもその土台も何も失われたり損なわれたりなんかしない。私は顔の見えない星つぶひとつ。いいや星にさえなれていないかもしれない、小さな電球ひとつ。それを刻みながら、それでもそれが、いつも凄く悲しかった。正直寂しかった。宇宙から見たら小さな豆電球にしか過ぎないそれが、私にとっては宝物の気持ちだったから。切実な心臓だったから。

こんなに私の人生を彩っているのに、どれだけ握手をしても、最前列で見上げても、遠い。

他人に過ぎない。他人の人生。それなら私のこの好きって、なんなんだろう?

 

だから、新しくなすくんを『好き』になったとき、私は大事なことを決めた。健やかオタ活第1条。生活をなすくんの「ため」にしないこと。なすくんの「おかげ」で仕事を頑張れる、なすくんのおかげで使ったことのないものにも新しくお金を使いたくなる、なすくんのおかげで明日も楽しい。

まあこんなの言葉の選びようによる気持ちの違いでしかないけれど、でも、なすくんのためにできることなんて(たとえRTだろうと大賞投票だろうと要望投書だろうと)ささいなことしかなくて、もちろんできることは大好きだから頑張りたいけれど、とにかく悲し〜くなるくらい私は無力で、だから、勝手に「なすくんの“ため”!」って空回って、勝手に「なすくんの“せい”で…」なんてならないように先回りで自衛した。

歳をとってしまった分、好きの感情に飛び込む前に、先に好きが薄れたり汚れたりする要素を恐れた。きちんとガードを固めてから、慎重に好きの海に身を沈めようとしたわけだ。これって良い言い方をすれば経験による知恵だしまあ率直に言えば加齢による無駄な臆病さである。

 

まあ、なーんて思いながら、勝手にもっとなすくんに会いたくて仕事を増やして、大嫌いな飲み会を朝までにこにこにこにこして、その結果疲れて一公演入るのをやめたその時のレポを読みながら一瞬「なすくんのために働いたのに、結局それで会えないって本末転倒じゃん」なんて思ってしまって「なすくんのためじゃないじゃん、私今なすくんのために働いたのにって勝手に落胆しようとしてた?」って気付いてぼろぼろ泣きだすという驚きの情緒を見せたのが近況なんですけど…(だめだめ人間)(そのタイミングで二番がきて救われたのでもう元気です)(なすくんは星)

 

とにもかくにも、なすくんのおかげで楽しく頑張れている(はず!の)私だけれど、ここ最近仕事がとてつもなく辛い。上には上がいるし、こんなの職種にも立ち位置にもよるので辛い自慢とかはするつもりないけれど、いやむしろ本当に私働いてる人みんなえらいみんな素敵、頑張る人間はみんな愛しくてかわいいです…

私は人間性にも、外見にも、才能にも何も自信がなくて、だから、いつも私の「好き」だけが私の強さで、大切な大切な誰にも汚されたくない宝物で。だからこそ、結局それが他人でしかないことがいつも凄く寂しくて。

でも、この間気持ちがぷつんと途切れてトイレで泣いてしまって(ブラック企業とかそういう話ではなくて単純に私のメンタルの弱さです)、あーーもう私ってなんなんだろう仕事もできないし不甲斐ないし何の頼りにもならないし才能も努力も足りないこんな人間でいることが恥ずかしいよ親にも友人にも先輩後輩にも申し訳ないくらい悲しい、って心がぺしゃんこになって。

でも、そんな時、なすくんのことを無意識に脳裏に浮かべて、なすくんは私の世界の中では(真ん中にはいるけれど!)とてつもなく他人なので、そこに何故だかとてつもなく安心した。私がどうなろうと私の何が損なわれようとなすくんは知らないところで輝いて、スーパーキラキラアイドルでいてくれる。私の好きななすくんは今日もきっと世界一かっこいい。他人の人生。私の関係ないところで、なすくんはずっと輝いている。何一つ欠けることない星。それが前は寂しかったのに、生まれて初めて安心したのだ。

 

「全て失くしてもなくならないものを 見つけたんだ」

 

私はなすくんにずっとブルージャスミンを歌ってほしい女なんですけど(?)、その歌詞を借りるなら、まさにそういうことなのだと思う。

私がこの先どうなろうと、地獄のような人生を生きようと、不幸のどん底に落とされようと、なすくんがステージの上で笑っていてくれたら、輝いていてくれたら。それってなんだか凄く救われる気がする。大丈夫な、気がする。

これは結局何の解決にもならない転嫁で、ただの逃避なんだろう。だけど、なすくんはいつだって輝いていてくれる、それは信頼がないと生まれなかった安心感でもあって、その信頼はきっと私がなすくんを大好きになってからずっと私なりに見てきた時間が作ったものだった。

私がどうなろうと何をしようとなすくんは最高で、そして私はなすくんが大好きで、それなら、それなら。私ももうなんだってやって良いんじゃないか。ボロボロになったってぺしゃんこになったって、好きな道選んで好きなことして全部無駄になっちゃったって、良いじゃないか。だって私がどれだけ潰れても、私に関係なくなすくんはずっとキラキラしている。だから私はきっと空っぽにならない。全て失くしてもなくならない。なら、きっと大丈夫。もっと頑張れる。そう思えた。

 

朝まで仕事で飲んだ帰り道、早朝の六本木を歩きながらexシアターに目を向ける瞬間が結構好きだ。意味もなく死にたくなる重たい頭の朝の中で、意味もなく泣きたくなる。周りの人は誰も気付かず素通りしていく、空っぽの建物。それが私にとっては宝物であることの、どこか秘密めいた、優越感さえある不思議な愛おしさ。そんなささいな瞬間ひとつひとつが積み重なって、私を救っている。

その朝の六本木になすくんはいないけど、私の心には確かになすくんが住んでいて、というかそもそも私のそばにいつだってなすくんはいないけど、でも今の私の人生はいつだってなすくんの笑い声が響いている。だから今日も頑張れる。不甲斐ない私は好きを燃料にずっと生きている。

星の王子さまの5億の星と一緒だ。どこかに王子さまがいるから、見上げる星が全部笑って見える。全部が愛しく見える。

いつのまにかこんなに、「娯楽」を超えて「宗教」になってしまった。ははは。

 

気持ちは常に動いていくのでこの先の私のことは知らないけれど、今はなすくんの、この6人のキラキラがつくる宇宙の、星のひとつに埋もれられることがとても嬉しい。私がいてもいなくても何も変わらなくて良い。他人で良い。そんなことは分かっているし、それでも私は今日も青いペンライトを灯して私の星に会いにいく。いつか別の好きを見つけても、この場所から遠く離れても、ふと見上げたテレビの大画面になすくんがうつっていて、私がどうなろうと変わることないその輝きに胸の奥をほっとあたためたい。懐かしい愛おしさに安心したい。ずっとずっと笑っていてほしい。あの気持ちの良い笑い声を響かせていてほしい、優しい目を緩ませていてほしい。そんな未来を勝手に、勝手に願っている。

 

あーー、同じ時代に生きられて良かった。

この世にはなすくんを知ってる人間となすくんを知らない人間の二種類しかいないのだと思うと本当にちっぽけだし、なすくんはどんどんアイドルとして輝いていくけどまあ世界全人類規模で考えたらなすくんを知ってる人の方が少ないのは確かだろうからそう思うと私、めちゃめちゃ選ばれし人類だ。スーパーラッキー。うれしすぎるね。

 

 

若木立ち咲くのは春の花

 

ああ、わたし、この子が大事だ。

なすくんを見る度に、何度も思う気持ちがこれだ。わたし、この子が大事。

沸きあがるように止められない渦のような、慈しむような、祈るような、そんな気持ちが溢れてきて、どこか呆然と立ち尽くすように、思う。

 

あ、クリエの感想です。

最近のなすくんのアイランドTVのふわふわ〜って空気も愛おしいし鬼ごっこしてるのも魚怖いのもめちゃめちゃ愛おしいし先輩にナスあげてるの可愛いな〜って思ってたらきちんと話題にして貰えて会場が笑ってくれた?のかな?の報告が嬉しすぎたし「あー今日めっちゃなすくんのこと好きなんですけどー!」って思うと次々と追加で爆弾が落とされていくのでもう、あの、わたわたしてしまう。わたわただよ(語彙力)

 

一年ぶりのその場所は、変わったような変わらないような、そんなそわそわした気持ちと一緒にわたしを迎えてくれた。今回の単独、そりゃ〜〜〜もう可愛いくらいに彼らは見所を話してくれて、色気の噂から「お?くるか?」と思っていたら明言された「ソロ」の二文字に心臓を鷲掴みされて、単純なオタクなのでその日から毎日TABOOを聞いた。正直ここ一年半は那須くんのソロの妄想をしていたので、TABOOのイントロ三音チャララ↑からもう迎え撃つイメージはバッチリだった。

そして始まったクリエ。藤井くんの最高のソロ(後述します)が終わって、歩み寄るシルエットに息が止まりそうになって(この時点で鍛えたはずの防御力、もう敗北している)、静かなイントロとともになすくんがゆらりと動いた。私の大好きな真っ直ぐな瞳。ずっと見ていたくなる、心が宿っているような星の瞳。丁寧に動くダンス、歌声。

そして何の防御も用意してなかったラブミーをモロにくらった初日、私が呟いた感想は「このラブミーが凄い2019」

笑えるくらい言語能力を失っている。

 

聞いてないよ〜〜〜!!!(当たり前)と勝手になってアワアワしていた私はとりあえずなすくんが眩しくて心がどうにかなりそうだったので必死に緑の手袋を見つめていた。色気を出すと宣言していたなすくんの、決して脱がないで脇だけをチラッと見せる優等生らしい硬質な色気にくらくらした(めろ) そして那須くんは予想外だったでしょ?と言わんばかりの笑みをMCで見せてくれたのでその瞬間に愛おしさが溢れた。

 

これ、本当に、本当にただのちっぽけな一人の私の話に過ぎないのですが、なすくんが自分のサーチをして周りの反応を見ている話、私は可愛さ半分面白さちょっぴり、残りはやっぱり不安があって。

だってなすくんはなすくんのままが一番尊くてなすくんの決めた道にわたしは夢を見ていて、いかにアイドルって世界が観客ありきの物語なのだとしてもなすくんに命令できるのはこの世になすくんただ一人だと声を大にして言いたくなる日があって。私に魔法が使えたら嫌な言葉や偏見全部その綺麗な目に形の良い耳に入らないように塞いでしまいたいと思ってしまう。

けれど、なすくんが自分でずっとやりたかったソロをやって、それが多分(ネットで見ていたよね、そしてこんなことを言いながら私も結局この子を娯楽として消費している身勝手なオタクに過ぎない事実に苦しくなるけどそれは長くなるので終わり)周りの予想(期待とも名前がついてしまう)と違うのも分かっていて、でもそれを通り越して、してやったりみたいな子どもの顔でなすくんが笑ってくれたから、私はそれがもう本当に馬鹿みたいに嬉しくて、馬鹿みたいに安心して、心配してた自分の身勝手さが恥ずかしくなるくらい、ああやっぱり眩しいな、強い人だな、突き進んでくれるんだろうな、大事だなって思えて、またなすくんに救われてしまって。

とにもかくにも嬉しかった。なすくんの決めた道がやっぱりなによりも大正解で一番星!この子がこの子の星を貫ける世界でありますように!なんてまた祈ってしまう。

 

好きなところ、もうたくさんあってとまらないよね〜〜

ほんとに、ソロがすごく好きだった。なんか私もう「この6人のここが好き!」が溢れて溢れて。私がなすくんを見て思った宝物の気持ちをきっとそれぞれのファンが抱いているから、これはただのちっぽけな私の偉そうなつもりないけど偉そうな文になってしまう花畑感想群なんですけど(以下の文全部小声)(気持ち悪いオタク特有の一息早口長文)

 

まず私は藤井くんにいつか絶対にスターダンサーになって欲しいんです〜〜!だからあの音を操る動きに胸がぎゅうぎゅうしてしまったし、表情までしっかり見せるところが藤井くんだったし、小さな身体も可愛いなあくん♡も感じさせない、藤井直樹くんのオーラにくらくらしてしまって震えました…私はおおきくなあれボクやってくれ芸人なんですけど、でも初めてのソロに、一人だけ歌わずにこのダンスソロを入れてきた藤井くんの自己プロデュースに乾杯…足さばきさ〜本当にさ〜音楽的にテンションも上がるし本当に凄いしどんどんブーストがかかっていてドーン!と綺麗に音はめして終わるあのシルエットが最高に格好良くてああ〜〜藤井直樹さん最年長〜!!!!!スターダンサー!なすくんのお兄ちゃん!!(担タレだから引きずる)藤井くんみたいな繊細で優しい目をもってたくさんたくさん考えてくれていて可愛いもオトナも持った最年長が美少年にいて良かった…

 

なすくんの後の金指くん、めちゃくちゃ、めっっっちゃくちゃソフィーアンダーソンだって話、もう有識者はみんなしてますよね…?(舞台TRUMPでぐぐってください)

髪型から表情から歌声からもうこの歳にしか出せない強烈な危うさというか、色気というと俗っぽくなっちゃうけどまあ言葉にするならやっぱ色気みたいな(語彙力の敗北)空気が出ていてはわわわってなったし本当に今すぐ、今すぐ末満健一さんは金指一世くんを見つけてほしい(TRUMPでぐぐってください) かなさしくんのふにゃんと笑って周りを見ながらもめちゃくちゃに努力を重ねているところとても好きなので、もうさ最後飛んだ瞬間ちょっと泣いた。初日、見守る客席の空気がそわ…っとなって、成功した瞬間待ち望んでいたみたいに弾けた皆の歓声が全員まじで育ててきた感慨にあふれていた。そんなところも大人と子どものギャップでくらくらしました。こんな恐ろしいくらいに魅力的な空気を孕んだ最年少が美少年にいて良かった…

 

そして大昇くん。私は太陽みたいなその歌声が大好きなのでいつまでもいつまでも舞台で歌い続けて欲しいし絶対に夢を叶えて欲しいと勝手に勝手に思っている。気が付けば持ったままで良くなったのかな?黄色の海の中歌う大昇くんも素敵だったけれど、ペンライトを置いて、客席のクラップの中歌声を響かせる大昇くんらしさに、胸の中がたくさんぽかぽかした。川の流れのようにも、あ〜この歌声が世代を世界を繋いでいくと良いな〜なんて心から思える太陽の声だった。(めろ)見れば見るほど綺麗になる。でもはにかむ笑顔が子どもらしくて可愛い。眩しいけど絶対に守ってあげたいと(勝手に)思ってしまうような、そんなひだまりの空気。太陽なんてなくたって大昇くんが太陽そのものだから問題ないじゃん…絶対絶対大丈夫だね…こんな強い夢と歌を持って、これからますます引っ張って頑張ってくれるだろう子が美少年にいて良かった…

 

うきしょくんは私の中で天才なので雑誌でひだかー!のコールを教えてくれた時点で「やっぱ天才だな…」ってなったんですけどなんかもう天才を越えて胸がぎゅーーーーーーなった。うきしょくんのソロ、たのしい可愛い天才はもちろんだけど胸ぎゅーーーーーなってしまいません?(何様?)

もちろん登場から眩しい光なんですけど学ランから王子様になった瞬間、本当に本当に、ぶわっって、光が溢れて、まさに普通の男の子からアイドルになった浮所くんのプリズムの煌めきが余すことなく溢れてて、浮所くんを詰め込んだようなステージだな〜って思いました!みんなが笑顔で全部が眩しくて胸がぎゅーーってなって、浮所担の子たちが「この子を応援して良かった」って心からなっていることにもなんだか勝手にあったかくなってしまって(何様?)、ああやっぱりアイドルになるために生まれただけじゃなくてアイドルでいるために全力な浮所飛貴くんの物語は絶対にハッピーエンドだな〜って。こうしていつまでも幸せに暮らしました、めでたしめでたし!(もちろん終わるって意味で言ってるんじゃなくて)そんな幸せな言葉が似合うのが浮所くんの魅力だと思うし、それが似合うような幸せ溢れる世界で呼吸して欲しいし呼吸するべき人だな〜って。いつまでも!この煌めきの男の子が美少年にいて良かった…

 

そして、あの、初めてね、なすくんの「ネクスト、りゅーが」のあの、誇らしくて、優しくて眩しくて、嬉しそうな表情を見た時に、私まじで泣いちゃったんですけど(やばいね)、

本当に良い顔していて、中盤その曲振りがなぜか消滅してめちゃくちゃ病んだくらいに好きで、後半ソロ曲が変わった後の真剣な眼差しの「ネクストソング、佐藤龍我」も好きでたまらなくて、私の中のなすりゅは永遠にこれだ、この瞳なんだ!で溢れたんですけど、初日は特に初めてそのなすくんを見てからのその後のシュビドゥバの流れにさらに泣いてしまったんですよね(本当に情緒)

ステッキを持ってキラキラの瞳で踊る龍我くんが、甘くて優しい、本当に魔法のスープにとろりと溶かすおまじないみたいな柔らかな声で歌っていて。まさにあれは「愛」のシュビドゥバで、やっぱり龍我くんが笑える世界なら素敵なものが溢れてるって信じられるんじゃないかな?世界、そんな悪くないかも?って思えるような光に溢れていて、本当になんかきみは人間洗浄機…肉眼で確認できる愛…みたいな…(重)

でもその後のソロもとーーーっても素敵で、色気がとろめきすぎて「惹きつけられる」の意味を知るというか、ああやっぱりこの人は「選ばれる人」だと信じられるような、そんなオーラが凄くてというか手足長いし白シャツ似合うしこの衣装で踊らせたの天才…ひゃ〜天才…という感じで、

(これはきっと該当担の方にとって大事な大事な宝物の気持ちなのであまり言わないようにしたいけれど)(その気持ちがあってなおこの長文????)もちろん変更した時はちょっと悲しくて、でも、見てみると本当に素敵で引き寄せられてキラキラと輝いていたので、どんな道を与えられても正解の光に色付けていくその様が凄くアイドルで、物凄くかっこいいなあと心から思った。こんな優しくてかっこいい子が美少年にいて良かった…曲振りもらえて嬉しかったなあ

 

セリフメドレーもかっこいいし勝つんだwinは必ず、必ずフルでお願いしたいし(Aメロのコンビラッシュどの組み合わせでも死んでしまう)、なすくんのバトンを二本回す時の背中が大好きだし、早着替えのあとのリズムの取り方、世界一好きだし全体的に肩とか胸でリズムとる時が天才だったんですけどこれは多分那須担はみんな好きだよね?(断言)、リアセクとかfighting manとか明るい曲になった瞬間パッと綻ぶ表情も、扇子の動かし方も、タップする時の真剣に前見る瞳も太鼓を叩く時によくする斜め上からすっと流し目する表情もバチ叩きながらはけていく姿も、ペトラの相変わらず可愛い可愛い手のふりふりも、ハニビの変わらない首の傾きも、優斗くんがきた時の本当に可愛い嬉しそうな顔も浮所くん大昇くんに髪いじられてやめてー!って笑う顔もメンバーの話聞く時の横顔もぜんぶ大好きで!一挙一動ぜんぶが好きで!

 

なすくんのソロ、本人がこだわっていた照明も見たくて引きで見たら、赤と緑がすうっと照らして、それから赤と青がちかちか光って動いて、(まあ完全にこれはたまたまな色なんだろうけど)なんかふじなすりゅ〜〜ってなすくんの歴史を感じて胸がいっぱいに勝手になりました。

私はなすくんの愉快なところやその思考全てが大好きなので初日は格好良さと、あと突き詰めた結果の緑手袋の存在感に「それでこそなすくん!!!」って愛おしくてちょっと笑っちゃったんですけど、でも見れば見るほど一つ一つの光にこだわって、魅せ方をたくさん考えて、たくさん話して、少しずつ変えて、そうしてあの手袋をしてあのダンスをして歌ったなすくんを考えたらもうその時間ごと全部が大事で、ぜんぶが「ああ、なすくんの作ったステージだ」って想いが膨らんでそうするともうたまらなくて何よりも輝いて見えて最終日にはもう泣きそうになってしまった。オタク、すぐ泣く〜!!

初めてのなすくんのソロを、このタイミングで見られて良かった。大好きな甘くて低くて、流れ星のかけらみたいな、青い金平糖みたいな、そんな歌声がたくさん聞けて嬉しかったな。

 

なすくんの瞳が好きだ。嬉しい時はとろけて、楽しい時はわくわくしてて、真剣な時は突き刺さるくらい真っ直ぐで、素の時はちょっとふわんとしてる。まあそんなの全部妄想なんですけど。でも、その瞳を見ているのが好きで、そこに反射する光が、いつも私の心をそのまま射抜いて、宝物になっていく。そんなことを考えながら帰り道に薄荷キャンディーを聞くとなんかもうぜんぶ「これ」なんだよなって気持ちになる。

 

なすくんの未来に私は今日も夢を見ている。なすくんの夢に私はとても価値を感じているし、その瞳にキラキラのステージライトが少しでも多く反射するように願っている。アメリカにだってきっと行ける。令和の星は美 少年!

なすくんはいつも私の予想を超えてずっと眩しい。

 

春の曲がり角で ためらう君が見える

 

優しく丁寧に歌うなすくんを見て、ああ、大事だなって心の底から思った。

 

なすくんの未来に、アイドルがあることがいつでも新鮮に嬉しくて、信じているのにいつでもホッとしてしまう。なすくんはきっとどんなことからも学びを得られる豊かな人だから、なすくんの最後の高校生活もその後の大学生活も素敵なものになるだろうし、なすくんが選ばなかった道のことを勝手な外野の立場からどうこう言うことは私は絶対にしたくない。だってなすくんの努力はいつでもまっすぐで、そんなこの子の選ぶ道に正しいも間違いもなくて、なすくんだけが正解で。それでも、アイドルのために文系の道を選んだなすくんを、翔くんに会う度に相談をしているなすくんを、私はとてもとても、大事に思う。愛おしく思う。勝手に。

大事だ。なすくんのことも、なすくんの努力も、なすくんを思う時の私の気持ちや時間も、なすくんの夢も、6人も。全部大事だし、大事にしていたいなって思う。大事で、大切で、かわいくて、守りたい、宝物みたいな時間。

 

たくさんの変更があって、私も含めて色んな人にとってきっとそれぞれの思いがあって、でも確かなことは、私はこの6人のあったかい空気が大好きで、作り出す単独は最高で!私はなすくんのことがめちゃくちゃに、もうそりゃあもう、めっちゃくちゃに大事だった。

なすくんだけが私の幸せを作るわけではないので明日も私は周りを慈しんで、自分を磨きながら生きていくために仕事を頑張らなくてはいけない。けれど、今の私の幸せはやっぱり、なすくんの幸せなしには成り立たないことも確かで。この子の不幸の上には私の幸せはきっとない。

 

あー、大事。大事だなあ。今日も、きっと明日もそう思う。その気持ちごと大切にして、また歩いていきたい。平成最後にできた宝物。平成を生きてきた私だから、これが今までの人生で一番!だとか全てが初めて!だとか言われると分からないけれど、それでもきっとこれから先色んな節目の度に、「平成最後の時、私こんなになすくんに救われてたな、大事だったな」って思い出すんだろうな、と思うととても嬉しい。そんな未来のことも、大事にしたい。

 

〜とにかくなすくんは今日も星みたいにキラキラしていて世界一かわいいのに宇宙一かっこいいのであった〜

夏も楽しみだな〜〜またシンデレラガールも見たいね。というかトーキョーエクスペリエンス、ただでさえそうなのに思い出がどんどん積み重なって聞くと胸が愛しさと期待と郷愁と切なさごっちゃになって泣きそうになるんですけどそれは長くなるから今度にします。旅行行って鶯の鳴き声聞いただけでぎゅってなったよ……

 

あと、耳掛けも見たいね!!!!!(言霊はあります)

きらきらひかる

 

2月10日。

仕事の癖で早めに目が覚めてこれまた癖で起床早々何の気なしに開いたツイッターで流れる文字を見た途端、飛び起きて化粧もそこそこに飛び出した朝。

 

休日の朝の空気は冷たく澄んでいる。時間を気にしながら早足でただ駅を目指して歩く普段とは違う、どこか余裕を孕んだ青空。がらんとしたコンビニの中も何処かのんびりとした空気を(もちろんこれは完全に私主体の気持ちによる違い)纏って、各々好きな時間を過ごしているように見えた。ぼんやりとサラダコーナーを眺めるすっぴんのお姉さん、イートインコーナーでぼんやりとコーヒーを飲む中年男性、荷物をテキパキと詰めていく店員、そして新聞コーナーを凝視する私。

この連載のためにしか買ったことのない新聞の中身を少しだけ確認して、ちらりと見えたそれだけで胸がいっぱいになって、カゴに入れる。ついでに朝ごはんと、なけなしの女子力を気にした健康飲料、そしてメリーチョコ——は入れようとしたら店頭になかった。断念。

(別に買い占めアピールでもなんでもなく嵩張るので)すぐに新聞でいっぱいになった自転車のカゴを見つめて、なんか新聞配達の人みたい、なんて思いながらどこかふわふわした気持ちで冷たい朝の中を突っ切っていく。

 

そしてこの2ピー歳の冴えない私(今日の予定は昨日までの仕事の疲れをとるために惰眠を貪る、以上)、新聞を読みながらぽろぽろ泣いている。朝8時だ。

 

前置きが長すぎる。なんかもう前置きなのかさえ分からない。

 

那須くんのスポニチが6人の中で最後だと分かって、焦れったい気持ちと、その中にある嬉しさがいつもぐるぐると心の中で回っていた。元からケーキの苺は最後にとっておく派なのだ。

その間に随分時間があったので、素敵な写真に素敵な場所のチョイス、最高に愛おしい言葉を述べてくれる大好きなメンバーを見ながら、なんとなくの予想をしていた。

那須くん、どこにするのかな。大好きなファッションの街か、行きたがってる遊園地?イルミネーション?バッティングセンターも良いなあ、銀杏並木だったらどうしよう!とか思いながら、那須くんwwな、なぜww那須くんのこういうとこだよwwってなる気もした。(那須くんのジュニアボイス参照である。最高だね!)

 

内容も、なんとなく妄想して耐性(耐性とは?)を付けていた。グループのことを胸熱に語るか、部活時代の話、入所の時の話もありえるし、そう言いながらもしかしてあんまり新しいことは話してくれないかもしれない。締めはやっぱり今は「個人仕事」なのかな。凄く好きな言葉を言ってくれて泣いてしまう気もすれば、うんうんいつものなすくんだ!でも最高にかわいい!ありがとう!ってなって終わる気もしていた。

 

そして開いた瞬間、あ〜〜なるほど!と思った。新聞に載るのに相応しい(いやこの新聞を読む層、正確には知らないけれど)、理知的な空気を全面に押し出した文字。インテリ、勉強、姿勢の良さにお家柄の良さ。私の好きな賢さだった。残念ながら高校生読者ではない私にはもう試験勉強というものは中々存在しないのだが、私は那須くんの努力に基づいた勉強の話がだ〜〜〜いすきなので、ニコニコしながら読み進めた。

 

昔、1時間勉強してから休む、と言っていた那須くんは(いやまあその時はざっくり時間を言ってただけって可能性も大いにあるけど)「40分勉強して休む、試行錯誤した結果この配分がベスト」に変わっていて、こうやって常により良い道を模索していく那須くんの豊かさがやっぱり好きだなあと心から思った。

那須くん、賢いのはもちろん知っていたけれど、予習していたストックが(いやまずストックがあるのが凄すぎるけどね!?)無くなってきたって言っていたし、両立大変そうというかそりゃ〜まあ大変だろうし、授業を休んでくれているし、まあ平均水準を保ててる(言葉にすると簡単な響きになってしまうがそれだけで本当に、本当に、物凄いことだ)くらいの成績なのかなと思っていたのだけれど、本人曰くまさか上位の方にはいられているなんて、なんというか本当に那須くんは天才だった。努力の天才。自頭の吸収力も天才。こんな人間がいるか?いるんだよ……

 

途中進研ゼミの宣伝文か塾の合格体験記かな?という感じで微笑ましくて笑ってしまったが、最後にやられた。ずがんと落とされた。私の欲しい言葉だった。

前述した通り私は、那須くんの勉強の話が好きだ。

決して幼い頃から持って生まれた才ではなかった話、文化祭で化学カイロについて説明した話、緑ペンで暗記をしている話、単語帳を欠かせない話、数学の授業が楽しくて一瞬に感じる話、貧困問題に興味がある話、ノートを暗記して電車の中で自分で問題を出している話。まだまだたくさんのそんな話を聞く度に、私は那須くんのことを改めて尊敬するし、愛おしくてたまらなくなる。

でも、だからこそ言われる言葉、向けられる目がたくさんあることを、私はこの子のことを好きになった日から痛いほどに知っていった。

 

一番最初に気付いた目は、賢いイメージからくる「計算高そう」。そして意外に喋らない姿からくる「頭が固い」「怖い」、そこから導かれる性格の良し悪し。

そして何より、大学進学とともに、就職と共に、デビューできなかったら、上手くいかなかったら「辞めそう」。

優良な道があるからこそ、諦めた後の道だって輝かしいからこその、そんな意見たち。もう正直耳にタコができるくらい聞いてしまった。

人の感情には色んなものがあって、ネットの海には色んな言葉があって、意図的に刃物を振りかざしたものから、無意識に振りかざされた純粋な意見や残酷な偏見まで、様々なものがある。それは那須くんだけが特別たくさん言われているとかそんなことは決してなくて、誰だってそうだろうし、特に私は小中学生時代から2ちゃんねるニコニコ動画に浸かっていたような女だから、自分で言うのもなんだが人よりそういう波に対する耐性はある。

健やかオタ活第1条は、自分が見て嫌な気持ちになるものは自分から見ない。十人十色の人の意見は変えられない。百害あって一利なし。

私だってほんとの那須くんなんて分からないので、結局は「表面だけ見た一般的な偏見」vs「表面を奥底だと信じきっている盲目な信仰」という、何の価値もないどうしようもない図でしかない。

それでも、そう思っていても時折勝手に感じ取ってしまう世界のさざ波があって、中々健やかを保ってくれない私という人間の心はその棘を受けて勝手に傷ついたり落ち込んだり時に攻撃的になったりしてしまう。難しいね。

 

けれどやっぱり、結局アイドルを好きという気持ちの答えはその他大勢の意見ではなくていつもアイドル自身、それを見たときの私自身の気持ちにあるし、まあ言ってしまえば現場にある。と少なくとも私は思っている。

那須くんに対して、那須くん自身が原因じゃないもので悩むたびに、結局那須くんから答えを貰っている。凄い。

 

前に雑誌の端っこ、2020年の自分について話すコーナーで、那須くんは大学と仕事の両立をあげていて、ああ那須くんの中で「大学生になった自分」を考える時に、そこには当たり前のようにアイドルを続ける自分もいるんだ、という事実にどうしようもなく安心したし嬉しくなった。

 

もちろん、私だって誰だってそうであるように、那須くんの気持ちだって変わり続けていく。那須くんは色んなものを吸収して、時に刺激され、考え続け、自分なりの新しい方法や解を探していく。そうして豊かになり続けていく。那須くんはそんな男の子だ。

だから、この先那須くんが何か新しい夢を見つけたって、やっぱりこうしようと新しい道を模索し始めたって、それは何も間違いじゃないし、それで「ずっとって言ったじゃん!嘘つき!」と言う資格なんて私たちにはないし、別にそうなったからといって今この瞬間那須くんが抱いている気持ちや言葉が「嘘」になるわけではない。

変わり続ける世界の中で、動き続ける心の中で、それでも今那須くんが放ってくれる言葉は嘘偽りのない本当の言葉だし、そんな那須くんの豊かになっていく心に、考えた末に選んだ道に、「嘘だった」も「諦めた」も「だめになった」もない。無駄なものなんて何にもない。

私はこの子にこれからどんなことがあっても、どんなに辛い風が吹いても、それを本人から出るならともかく外野の勝手な目から「挫折した」なんて言葉で言いたくない。誰がなんと言おうと、絶対に。

その気持ちだけはどんな時も、蠍が最後まで燃やす心臓みたいに、胸の奥でちかちか光っている。その光の熱をくれるのはやっぱりいつも那須くんなので、私は那須くんを星だと思う。

 

この話、何回でもしてしまうけれど、那須くんの目の前にはきっとたくさんの道がある。

平凡な人間代表のような私でさえそうなのだ。特に最近年齢的に転職する友人が増えて、ますます実感した。

どの学校に行く?部活を、バイトを、仕事を続ける?付き合う付き合わない?結婚する?子どもを産む?趣味を始める、辞める?人生の終着点まで私たちは選択をし続けていく。小さなものから大きなものまでそれらが積み重なって今の自分がいて、それが間違いだったとか正解だったなんてことは結局最後まで分からない。

私だって後悔のない人生、なーんてことはもちろん全くなくて、こうしておけば、が積み重なっているけれど、結局今それなりに幸せだし、何よりも人生の何か少しでもずれていたらきっと那須くんに出会っていないので、それだけでもう本当になにもかも花丸をあげたい気分にすらなる(そう思える存在がいること、誰がなんと言おうと本当に幸せだと思う)

 

そんな私の何倍も、那須くんの前には道が広がっている。こんなにも整っていて、頭も良くて、フィールドもそれなりに揃っているし、何より努力家で、まっすぐで、そして有り余る若さがある。百の道があるそんな那須くんが今この道を選んでくれている事実が、私はいつも切なくなるくらい尊くて大事で、大好きで。そして、

そんな那須くんが、言ったのだ。

 

「でも人生の目標はただ一つ」

 

読んだ瞬間、本当に馬鹿みたいだけれど、良い歳して痛々しいことこの上ないけれど、胸がいっぱいになって、連動するように瞳から気持ちが溢れた。朝8時、ぽろりと落ちた雫。なんて矮小でくだらないどうしようもない涙。

それでも、これが答えだと思った。他の誰かにとっては違う印象だとか真偽だとかそんなものは全部どうでも良くて、私にとってはこれが答えだった。

「他の夢はありません」

どきりとするほど鋭くて強い。

星の言葉だった。

 

那須くんは、実際結構分かりやすい方だと思う。まあ、結局私はきっと彼のことを知らないし、本当のことなんて考え出したらも〜〜うキリがないし、そもそも結局ただのアイドルでしかないんだけど。

けれど、とりあえず私にとっての那須くんは、とても真っ直ぐで、気持ちを伝えてくれるアイドルだ。

昔はもっと話してよ〜!なんて思ったこともあるけれど、思い返してみればそんな昔の言葉さえ含めて、那須くんは好きなこと、嬉しかったこと、頑張っていることや負けたくないもの、欲しいものをちゃんと言葉にしてくれる。

メンバーが大好きなことも、大事にしたすぎて不安になってしまったことも、グループを守りたいことも、個人の力が欲しいことも、ステージが生きがいなことも、学校の友達との時間がもっと欲しいことも、一人行動を好むところも、寂しがりやなところも、きっと全部なすくんの気持ちだ。

本人も、「僕は思ったことや感じたことはすぐに話す」と語ってくれたので、私は那須くんの言葉たちを信じている。

そんな那須くんが、僕を知りたいなら雑誌のテキストまで注目してねと言った那須くんが、人生の目標はただ一つだと、そう言ったのだ。

今の那須くんが見つめている道は、たった一つだった。勉強も生活も、大事なものを取り漏らさないように生きる那須くんは、真っ直ぐに先にある夢を見つめていた。

 

「これからたくさんの困難な壁にぶちあたると思うけど、僕たちならきっと乗り越えていける。

絶対に6人で、スーパーキラキラアイドルになろうね」

 

たどたどしく手紙で語った夢。

ああ、本当にずっと、那須くんの芯は変わらないのだと、そう思う。何度だってそう思うのだ。変わり続けて豊かになる那須くんの、変わってない真っ直ぐな芯。この眩しさを、夢と言わずになんて呼ぶのか。那須くんはまさに今、夢を見ているのだ。そして夢を夢で終わらせないための、努力をしている。強くて真っ直ぐで、眩しい輝き。それを感じる度に愛しくなる。安心するし、誇らしくなるし、もっともっと大事になる。だから私の気持ちも変わらない。

那須くんの見る道が一つなら、今那須くんを見ている私がとる行動も一つ。信じてついていく。それだけ。何度でも、何度でも、そう思うのだ。

 

「口数は決して多くないが、全ての言葉に強い覚悟を持っており、性格も一本筋の通った男」

 

そう。そうなんだ。それが私の好きになった男の子だ。その知性的で整えられた表情の中に秘めた熱さが(ついでに時折滲む子どもらしさや気を許したら現れる無邪気な明るさも全部)、迷いながら考えながらそれでも突き進む強さが、そんな過去の道全てによって作られた自信や努力という武器が、今日も那須くんを輝かせていく。

 

肩こりが心配だ。無粋な言葉の槍が心配だ。守ってくれるのか羽ばたかせてくれるのかそのまま乱雑に扱ってしまうのか分からない土壌が心配だ。大変すぎて潰れないか心配だし、勉強だって無理しないか心配だ。

けれど、それでも、那須くんが頑張ると言う限り私も頑張れを言う。頑張れ、頑張れ、輝き続けて、夢を見続けて、望んだ道を歩き続けて、その星に手が届くまで。

頑張れ、頑張れ。信じてついていくからね。

心に星が灯ったみたいに、その気持ちがいつも私を動かす。その気持ちで私も私を頑張れるのだ。

 

新聞を開くと、紙の匂いがした。それは図書館の香りにも似ている。この静かな香りと静謐な場所に囲まれて、那須くんはキラキラのスポットライト、笑顔と歓声溢れる人の熱狂、そんな熱い夢を見ている。どちらも那須くんを作る世界。何度でも私はそんなところにくらくらとしてしまう。

強い強い星の言葉が、私の気持ちも強くする。単純なようで簡単ではなくて、でも結局これが根本の気持ち。たった一つの答え。

信じてついていく。きっと明日も那須くんのことを信じている。

もうすぐ春が始まる。

 

 

 

 

しかしそんな那須くんも、ババ抜きが弱いのである。

え???かわいくない???

こんな高学歴で努力家でスマートな顔をして熱い星を胸に抱いているのにババ抜きは弱い那須くん、

超可愛くない?????

か、可愛い!!!!!

 

〜〜完〜〜

 

きみは眩しい17歳


私はいつもなすくんのことを星だと思う。
真っ直ぐに立つシルエット、少し沿った指先、確かめるように動く細い身体、丁寧にセットされた髪、むにゅりと唇に力を入れて、けれど段々とほぐれるように歯が見えてきてくぼむえくぼ、楽しそうに踊る姿も、真剣に構える姿も、踊り終わった後に吐く息も、話を聞く時の姿勢も、精悍だけれど笑うとさらに垂れるその目尻も、その一挙一動を私はとても尊く見つめてしまう。
見つめているのは瞳なのに、ペンライトや双眼鏡を持っているのは手のひらなのに、瞬時に胸がぎゅうっと締め付けられて、ぱちぱちと光が弾けて、心臓がとくとく音を立てる。身体って繋がってるんだなあ、なんて当たり前すぎる事実を改めて気付かされる。星ってなんだよ!って感じだけれど、なんだか本当に眩しくて、尊くって、ステージのその光が反射するみたいに心の中で色んな気持ちが弾けるのだ。なんかもう本当に宇宙としか言いようがない。

オレンジ新衣装が本当に大好きなのですがあの衣装めっちゃ光を反射してほんとにキラキラしてて星すぎて最高です。私の大好きな子は、私の大好きな子がいるグループはこんなに優しく眩しく楽しくキラキラしてて最高!って誇らしさが溢れてくる。私はこの子のことをとても可愛い(容姿もあるけれど守ってあげたいの、愛おしいの、可愛い)と思っているから真綿にくるむような気持ちでいつも見つめてしまうのだけれど、最近は誇らしいなあと思うことが増えてきた。それってとっても凄いことだと思うし、なんだかそう思う度にとってもとっても嬉しくなる。好きがまた一つ綺麗になるような、強くなるような、そんな気持ち。


私のすきな星は、私が好きになった日から、たくさんのものを背負っている。

それは本人の選択と言えばその通りなので、その頑張りを「凄いね」と尊敬する人もいれば、「自分がそうしてるんだから嫌なら、できないなら辞めれば良い」という人もいる。それは別に間違った悪意100%の意見ではない(もちろん私は好きじゃないしそんな言葉たちが彼の耳に入らないように傘を必死に広げたくなるけれど)。

そのことを分かっているからこそ、同じ道を見たことのある先輩からの答えは「大丈夫だよ」でも「無理しないで」でもなく「死ぬ気でやれ」で、本人もきっと分かっていて、背負ったもの、選んだもの、頑張りたいもの、どれも取り漏らさないよう、中途半端にこぼれ落ちないように、必死に考え続けている、と私は思っている。

なすくん、もちろん一般的な同年代男子に比べたら、それこそ私の50億倍は賢くてきちんと計画立てて生きているけれど、実際のところ朝5時に起きたり、電車の中でも教科書を写真で撮ったりノートを丸暗記したりして勉強をすることが、めちゃくちゃ効率が良くて器用な生き方かと言われたら、そんなことはないのかもしれない。生きるのがとっても上手で美味しいところだけをするりと取って生きていける星に生まれたってわけでは、ないのだと思う。けれどもちろんそれは悪いことではなくて、このとにかく決めたことに全力で、努力で突き進んでいくところがなすくんの魅力なのだ。こういう彼を見る度に本当にあ〜〜大好き!が溢れるし、なすくんは本当に賢くてクールな参謀ボーイに見えて(それが違うってわけでもどっちが良いってわけでもないよ)、努力友情勝利の少年漫画の血が流れてるしその血を好む男の子だな〜〜〜と愛しさが広がる。なすくんは宇宙で私の星なわけだが、それはどこまでもきらめく星でもあり、等身大の星みたいでもあるのだ。

勉強にがむしゃらだった15歳。学校にいる時にしかできないことがあると気付いて世界が広がってもっと楽しくなった16歳。考えて、考えて、自分なりの努力を続けて、また色んな世界を知って、新しく気付いたり吸収したりして、また自分なりの考えを得て、進んでいく。そうして立ち止まらず、変わり続けて豊かになる。

そうやって生きているなすくんは本当に本当に、めちゃくちゃにかっこいい。


大好きな本に、麦ふみのことが出てくる。

強く育つために、一度出た苗を足で踏んでいくのだ。横ばいに、一歩一歩踏みしめるように進んでいく。潰れた後に芽を出す麦もあれば、そのまま腐ってしまう麦もある。けれど、そのどちらが良い、悪い、なんてことはない。

潰れた麦は強く育ち、育たなかった苗も肥料になる。その肥料で残った麦は豊かになる。そうして、全部ひっくるめて、やがてその土地全体が実ってキラキラの光を放つ。麦にいいも悪いもない。進んだ道に、その歩みに正しいも間違いもない。無駄なものなど一つもないのだ。

だから、ただ一歩一歩、確かめるように丁寧に、ただただ、踏みしめていく。


これを久しぶりに読んだ時に、私はなすくんのことを思った。(すぐ思っちゃうタイプのおたく〜!)

私は某有名曲ハナミズキを聞く時に二番の「僕から気持ちは重すぎて」からのくだりに一番胸がきゅっとしちゃうタイプのメンヘラポエムオタクなので、なすくんの歩く道に思いをよく馳せる。アイドルにならなかったらきっと全然違う色をしていただろうなすくんの道。選んだからこそ輝いたものがあって、得た宝物がたくさんあって、でも選んだからこそ背負ってしまった苦労、失うという言い方はしたくはないけれど少しだけ減ってしまった時間や青春がある、そんな道。なすくん自身の努力や苦労から、受けなくても良いはずの嫉妬や誤解ややっかみ(あるいは妄執的な恋心など)から、どうにもできないものたちまで、たくさんのものをなすくんは受けて、踏みしめて生きている。
けれど、そのどれもがあったからこそ、今ここになすくんがいて、そんな今のなすくんが私は本当に、本当に大好きで。今までもこれからもなすくんはたくさんの道を踏みしめていく。一歩一歩、努力という武器を握りしめて。

その道に良いも悪いもないのだ。ただ、踏みしめていけば良い。


調べてみたら、ちょうど誕生日のこの時期に、麦ふみはやるらしい。そうして春が来る。
なすくんはそうして、逆境に負けず人生を雄大な姿勢で登っていく。
余談だがここまで語りながらこの本の主役の子、龍我くんにぴったりだと思うのでいつか主演舞台でお願いします!(わかった人は私と握手)

 


17歳。あ〜〜17歳だ。15歳から16歳になるときも、私はなんかもう言葉にできない気持ちがぶわ〜〜っと溢れて止まらなかったけれど、17歳になるのはなんかもういきなり「えっ大人の世界混じってない???」という感じで動揺してしまう。大人に一気に近づいたようで、けれどまだ大人にならない、夕焼けか朝焼けのような時間。


私が17歳の時、突然「逃避行」というものがしてみたくなり、1日だけ学校をサボったことがある。衝動的に反対側の電車に飛び乗り、まだ朝早い、人のいない終点の駅のよく分からない公園のベンチに座って、YUKIのスウィートセブンティーンをぼうっと聞いていた。(今思い返しても笑えるほど浸っている)
別に学校に行くのが辛かったわけではない。自分で言うのもなんだが割と優等生だったので、これが決して激しくはできない私のちょっとした憧れの反抗心で、いわば高校生を終えるまでに少しだけ思い出にスパイスが欲しかった、ちっぽけな、本当にちっぽけな自己陶酔だったわけだ。朝の終点駅は知らない街のようで、しんとした空気に吹く風は気持ち良くて、なんだかどこにでも行けるような気がした。けれど心の底でじゅくじゅくするチキンな罪悪感は消えなかったし、結局何事もなかったように家に帰るしかなかった。私はどこにも行けなかった。何度も言うが別に逃げたい何かがあったわけでも、何でもない。けれど今でもたまに、あの時の私はどこに行きたかったのかな、と考える。きっとあれこそが17歳だったんだな、なんて思いながら。


なすくんももう高校最後の年で(考えるだけでひゃ〜〜やばいよ〜〜)、本人も大切に過ごしたいと思っているみたいだ。この1年、どんなことさえもきっと、なすくんを作る星になるし、何もかもが思い出になるんだろう。それがとても愛しくて、眩しくて、胸が締め付けられる。
一緒に大きくなっていきたいけれど、なんだか大人になってしまうと、私は何も変わらないのになすくんだけがどんどん大きくなっていくような、そんな不思議な気持ちになることがある。なすくん。17歳になる、あの頃の私よりはきっと遥かに自由な足を持っていて、でもあの頃の私よりはきっと遥かにたくさんのものを背負っていて、それでいてやっぱり、まだ大人になる前の等身大の高校生の男の子。そんななすくんは、どこに行きたいんだろう。どんな夢を叶えて、どんな道を目指して、どんな幸せが欲しいんだろう。
たくさん、たくさんの幸せが降り注ぎますように。叶えたい夢が叶いますように。届きたい星に触れられますように。元気で、元気でいてくれますように。
ありったけの何かをあげたいけれど、本当にささいなことしかできなくて、でもそんな歯がゆさを抱えながら見つめることさえ愛しくて、今日も私はなすくんが大好きで。


まさかの突然叶ったプチフライング、緊張した面持ちで息を吐くあの呼吸、ゴムをかけてくれた方にぺこりとする小さな仕草、全てが「ああなすくんのこんなところが私は好きなんだ」で溢れた。(ちなみにハピアイのカンカン帽くらいからじわじわ思っていた「なすくんって緑似合うよね?」説が確信に変わった。なすくん緑似合うよね!?いや全色似合うけど……)

 

そして、やっぱりまた、祈るように思うのだ。どこまでも羽ばたいて。たくさんのものを踏みしめて、一歩一歩進んで、追いつけないくらい輝いていくなすくんを見ながら、私も少しずつ大きくなりたい。私も大人になっても、いつまでも頑張っていたい。その気持ちはやっぱり、星を見上げる時の気持ちに似ている。そんなことを考えながら、私は私の気持ちを証明するように青いライトを胸に握りしめている。

 

あーー!なすくんに会えてよかった!幸せ!うれしい!それに尽きるのだ結局。この気持ちがある限り、この先も私はなすくんを愛おしく思うし守りたいし大きな声で頑張れを言い続けたい。私の世界でひときわキラキラ光って見える、大事な大事な宝物。

 

いっぱいいっぱいありがとう、ほんとにほんとにおめでとう。

ちっぽけな言葉しか言えないけれど、でも、本当に、生まれてきてくれて、そして、ここにいてくれてありがとう。大切な大切なきみが、宇宙で一番しあわせになれますように。キラキラの、一番星に手が届きますように。来年、もっと大人のドアを叩くその時も、見守ることができますように。これからもどんな気持ちになる時があってもどんな景色が見えても、向かう先はきっと星だ。

いいやもうとにかく!

 

 

なすくん、サイコーーでーーす!!!!

 

来年も毎日おはようを言おうね

 

去年の年越し。いやあまさか自分が全員2000年代生まれアイドルにこんなにも思いを馳せるなんて人生分からないものだな〜こりゃ来年も予想外な年越ししてるかもしれないな〜なんて思っていた去年の私、たしかに予想していなかっただろう

 

まさか私がsexy美少年という名前のユニットを応援しているなんて……

f:id:hsnojsm:20181228153701j:image

セクシーな寝顔である(いや世界一かわいいよ)

 

もぐもぐしてる姿もっと見たいよ〜と思ったらなんかたくさんもぐもぐさせて貰える番組が貰えるなんて…しかも自担、ゆーちゅーぶで毎週可愛い姿を見られるようになりますよ…驚くだろ?毎週無料なんだよ……あと自担めっちゃ開花する…去年の今頃もいや〜殻破ったわ!とか思ってたけどもう殻があったこと忘れて「うんうん安定だね」って思うようになるレベルになるよ……

 

え〜〜1年ってほんとに凄い。でも変わらなかったのはこの1年ももうめちゃくちゃになすくんが好きで、なすくんのことばかり考えていた。本当に、今年も有難いことに激動の1年で、でも有難いことに(改名はあったけどそれは語ると長くなるから割愛)なすくんの愛した、そして私の大好きな6人のままで、変わらず今も舞台に立ってくれている。

 


新年からよくわからないギャグをしていて可愛かった。忘れられないハピアイの舞台、ステージが生きがいだと言ってくれて本当に本当に嬉しかった。誰かにとってジャニワ初演だったりプレイゾーンだったりする大事なものがきっと私にとってこの舞台の二幕になるのだとなんだか思った。食らいついて笑顔で踊るなすくんが愛おしかった。見切れ担なので年明け早々東山さんに見切れる那須くんが見られて嬉しかった。宝物がヘアアイロンから家族からメンバーになっていて笑ったけど可愛かった。クリエもサマステもまさかあんなに貰えるとは思わなくてびっくりした。初めての単独、私はこの6人が好きだと再確認した。6人についてきてほしいと言うなすくんをますます大事に思った。念願のペトラが可愛すぎた。龍我くんの発案に私は絶対的な信頼を置けることを確信した(ありがとう〜〜!!!)後日知った本人たちの反省は大事だと思うし尊敬するが私にとってはとても楽しくてキラキラした時間だった。まいがーるの景色をきっと忘れないと思った。そして耳掛けを忘れない。

平成最後の夏はたしかに破壊的なフレッシュで攻めていた。みなみなはもちろんだがスペースジャーニーを彼らだけで歌い上げた時に胸がじんわりした。未だにシンデレラガールとエピローグを聞くと夏の香りが蘇る気がする。僕ミスのなすくんの踊りの固さが好きななすくんすぎて震えていたら決め台詞が来た。なすくんは有り難いことになんだかこういうのをよく貰えるが毎公演頑張って魅せ方を変えよう変えよう良くしようとしているのが伝わる。十八番のウインクを観ると毎回くらりとする。この頃大昇くんや龍我くんがドラマに出て、これはほんっとにもう那須くんにとって大きな転機だったと思う。正直どんなことを思ってるのかなあ、と思いを馳せていたが、ドラマについて、龍我くんの頑張りについて語るなすくんは本当に誇らしげで、優しい、嬉しそうな顔をしていた。私の大好きなふにゃりとした笑い方だった。心が愛おしさでいっぱいになって、こんな彼のことが大好きだと思った。

すべて、うまく、いくさ俺たち!

あの狭い会場で、終わりゆく夏に歌うにはあまりにも眩しくて、希望に溢れていて、それでいて儚い。運命が一つでもずれていたらきっと生まれなかった、そんな奇跡を感じられる6つの星たち。星と星が結ばれて、星座ができる。星座が生まれて、物語ができる。好きだった本が言っていた。その通りだ。

そして帝劇。出世するかな〜と呑気に思っていたら大出世だった。上手いかと言われたらもちろん課題はあるだろう、けれど、真剣な顔から、それでも格段に良くなった喋り方からまた努力を感じた。紫耀くんがフライングする瞬間の、あの表情、踊りながら見る目線、受け取る時のあの少しのふらつき、これから先忘れられないなと思った。多分(あっもちろん今回もなすくんは頑張ってるし新衣装ひまわりみたいで最高だし太鼓はもう死ぬかっこよさだけど)正直「まあいつもの帝劇だな」の一つになっていくだろうこの舞台で、でもこれだけは、これを見た時の気持ちだけは心に熱く残るのだと思う。少年倶楽部のMFTPでなんだかなぜかセンターを貰えて最後に倒れ込んだなすくんの、天井の明かりを見ているだろうあの呼吸に思いを馳せる時と同じ気持ちだ。

ガタイの良い平野紫耀くん、エンターテイメントの中央に選ばれて、その光も、だからこその業も全て背負ったような人の、大きな背中を受け止める。きっと、思ったよりも力が降りかかるんだろう。その重みを、どんな風に感じたんだろう。そう思うと胸がいっぱいになる。初日、緊張した面持ちでふらりとぐらついたなすくんは、次に見に行った時にはそこまでふらつかなくなっていた。冷静にぽんぽんと肩を叩き、時に振り返ってくれる彼にほっと頬を緩めていた。来年は、とまで行かなくても、いつか6人で飛びたい。そう思った。なすくんはますますシュッとして、精悍な顔立ちの綺麗な男の子になっていた。どこの会場にいるなすくんも大好きなのだけれど、なんだろう、私はやっぱり帝劇に立っているなすくんがとても好きだしなすくんが帝劇の0番にまた、きちんと、立つ日を夢見ている。

 

なんだかいつもなすくんの次に呼吸するように龍我くんのことばかり書いてしまうし今年の彼の煌めきと頑張りについて書くともう一個ブログが生まれそうなのですが(誰担?)、私はもちろん他の4人のことももう大好きで、この6人が本当に好きで、どんなにお花畑と言われようとやっぱりできるなら6人で上にいきたい。

 

〜以下スーパーDDタイム(分かってる風を吹かせているがただぺろぺろしてるだけであった)〜

(まじで偉そうになってしまったんですけどそんなつもりはないのとあと多分的外れすぎると思うのですがまああのほんとただのちっっぽけな人間の感想に過ぎないのですみません…でも違うわぼけ!ここが素敵なんじゃ!ってお話はたくさん聞きたいです私を好きの鈍器で殴ってください…)

 

大昇くんが帝劇で震わせた歌声。何度か生歌で挑戦したからこそ時折不安定になることもあって、でもそれも彼の中で糧になって、今や驚くほどその精度が上がった。大昇くんの歌声を聴くと安心する。あったかい、優しい、のびのびとした声。彼がずっと出たがっている夢の舞台へ彼自身の力でどんどん近付いていくのがわかるのが、凄く素敵だし愛しい。私はこの子がその夢を叶える日を割と物凄く夢見ているので、多分他担の癖にそれが決まった日にちょっと泣いてしまうと思う。少年たちの大抜擢が、今回帝劇でストーリーテラーの役目を果たした彼の演技にとてつもなく活きていた。彼が舞台の世界を躍進していくのがほんとに、ほんとに、とてつもなく誇らしい。あとなすくんとご飯いっぱい食べるところも好きありがとう好き。たくさん食べて大きくなってね……前から無邪気な盛り上げポジションに見えて実のところ周りをよく見ているし(なすくんは本当にこの子といると安心するんだな、とよく思う)、とにかくもうほんとなんて綺麗な顔立ちをした子なんだと思っていたけれど、最近はますます精錬されて綺麗になった。目がさあ…どきっとする目だよね…綺麗な目だよ…動画配信が始まったことでますますその私服のセンスの良さだとかみんな大好きリアコな肩幅だとか、それでもやっぱり年相応で、あっそっか年下組なんだって分かる愛らしさを感じた。大昇くんの、明るく盛り上げてみせながら、ギャグが終わった後やトークの合間に見せるあのちょっとだけ照れたような幼いはにかみ顔が好きだ。かわいい。めっちゃかわいい。守る……

 

浮所くんはどんどんかっこよくなってもう心臓が持たない。私は浮所くんの努力と横顔がめちゃくちゃ好きなのですが(この二つなのまじで我ながら担タレだな)、浮所くんがアクロバットをすることでやっぱり曲の完成度というか雰囲気がぐっと変わる。どんどん上達する彼は天才肌のオーラをまといながら、でもああめちゃくちゃに努力してるんだ、と胸がぎゅうってなる。余談ですけどのえるくんとうきしょくんめっっっちゃ良い関係だよねこのコンビ良いよねこう胸が…熱くなるよね……あと私はやっぱりずうっとずっと浮所くんの歌声が好きで、うきたいは歌声シンメだ!!!と言い続けているので二人の歌声がたくさん聞けて嬉しかったな。浮所くんが歌で震わす空気が本当に大好きだ。これ、多分該当担以外があまり言ってはいけないことだとも分かってるのですが(いや全文そうなんだけど)、浮所くんの努力はとても尊くて、だからこそ切なくなるような愛しさを持ってて、私は彼に本当に幸せに輝いて欲しいけど彼から出るその人を惹きつける切なさも、ものすごい武器だと思っている。なんかこう、ほんとお姉さんを狂わせるオーラあるよね…でも喋る浮所くんはいつも元気いっぱいでもぐもぐ食いしん坊でハチャメチャにかわいいのであった…はしゃぐ浮所くんのめちゃ大きい声聞くと「あっこれがなすくんが言ってたとにかく元気ってやつか〜!あの時はコメント雑かよって思ったけど確かにとにかく元気だ〜!!」ってなって愛しい。去年とはまた違った謎の翻弄を見せてる飛貴呼び、なんかもうここまできたら数年くらいとっといてデビューとかめっちゃ大事なタイミングに蔵出しして欲しいとか思ってるこじらせたタイプのオタクです。それまで言おうぜ毎日おはよう!(お気付きの通りこのワードが私の今年度トップワードに輝いているので浮所くん(ラップ好きらしい)(ブームもう終わったのかな)(超可愛い)をめちゃくちゃ尊敬しています語彙力天才)ほんとにほんとに言える立場ではないけれど、こんなにも頑張る彼の物語は絶対にハッピーエンドがいいしハッピーエンド以外ありえない。この笑顔守りたい……

 

藤井くんは妖精であり天使でありアイドルであり私は藤井くんを見ると心の中のオタクが暴れ出し 超絶可愛い!なぁく〜ん!!/ と叫び始める。けれど乃木坂みたいに可愛くてハロプロみたいにしたたかな強さがありDキャストのように夢を振りまいている藤井くんは、女子ドルでもテーマパークダンサーでもなく確かにジャニーズの最高にかっこいい男の子だ。藤井くんのダンスは、なんだか凄く良い意味で変わったなあと思う。(いやまじで他担のえっっらそ〜な意見※しかもダンス未経験者) 藤井くんのガムシャラダンス、他の人に漏れず私もも〜〜う大好きで、やっぱりびーの中で抜きんでていた。でも、そんな時、去年だっけ?髙橋海人くんが「強強のダンスだから、強弱がつくともっと良い」みたいなこと(ニュアンス)を言っていて、な、なるほど…かいちゃん様さすが天才かよ…ん〜〜でも私はこの藤井くんの強強ダンス好きなんだよな〜〜みたいに思いながら見ていた。けれど実際藤井くんのダンスはどんどんしなやかさを増して、表情が艶めいて、それでいて可愛い時ははちゃめちゃに可愛くて、メリハリがあるというか、なんかこう私の語彙力じゃ何言っても偉そうになるから難しいんだけどとにかく、あっなるほどこういうことか…と大納得したんですよ。やっぱかいちゃん様は天才だった…もちろん個性が埋もれたとかじゃなくて、思わず目を惹く華があるんだけど、でもただひたすらに強いわけじゃない、そんな踊り方。もうめちゃくちゃに好きネバーランド(語彙力が足りなかった)  私は藤井くんのちっちゃくて可愛い(早くおおきくなぁれボクやってくれまじで)けれど「あっ最年長だ」と分かるあのきちんと見渡して冷静に見てる発言や関わり方が凄く好きで、ああこの子はきっと色んなことを悩んで考えてくれてるんだ、と日々大切に思うんですけど、それでも謎のテンションになる時があって、そのノリがなんか物凄く好きなんですよね。びーちゃんってやっぱ皆どこかしらテンションが突然おかしくなる子たちなのにそのタイミングがずれてるからお互い「なにやってんのwww」みたいに突っ込んでいじったり「はいはい」って笑ってたりするのめっちゃ「いや君もね!?!!」って感じで可愛いよね。ちなみに藤井くんの涙袋には愛と夢が詰まっているらしい。ネバーランドかな??後輩とご飯に行く藤井くんの優しさが好きだしそう、金指くんを見つめる眼差しは兄を通り越してもうママ、そうママ……守りたい……

 

そんな優しい藤井くんと優しくて元気なお兄ちゃんたち(それでいて同期の龍我くん)とじぐいわ(ねえ神宮寺くんに懐いてる金指くん何度噛み締めても死ぬほどかわいい)、そして最高なのが誌面からありありと伝わるリアルお父様の元すくすくと育っている金指くん。もう語らなくてもわかるじゃん。みんな金指くんのこと話すと「ねえ成長やばくない!?」ってなるじゃん。そう、金指くんの成長、すごいんですよ……私はふじかな厨なのでそこにめちゃくちゃ藤井くんから受け継がれしダンスを感じて尊くなるんですけどなんかこう顔もオーラもダンスも、ハッと息を飲む瞬間が増えた。やっぱりじゃに〜さんは天才だった。いや違う金指くんが天才なんだ!!ほわほわ笑ったりヘッと冷静な目をしたりして物凄く良いスパイスになっていた(今もなってる)金指くんだけど、今はもう庇護される子どもじゃなくなってきてるというか、「か、金指さん………男じゃん……」ってぎゅんとなってしまう。もう顔が綺麗綺麗。でもやっぱりかわいい。大人で子ども、最高の配分である。ゆうぴさんが前に金指くんの香りを明日には(来週だっけ?うろ覚え)なくなってる儚い子どもの香りがするって言ってて天才かよ…って思ったんですがまさにその通りで、大人に近付く子どもの光を濾過して凝縮してぎゅっとしたら金指くんができあがるのだと思う。そしてその成長にはやっぱり彼の努力がある。金指くんがレッスンで拗ねながらも、先生からたくさん言われながらも、それでも諦めないで食らいついているからこそ今の金指くんがいるんだなあと勝手に思う。殻を破りたいと言っていたけれど、その目標通り本当に殻を破った一年だったと思う。そして金指くんが殻を破るたびに「いいの!?」って動揺したり嬉しそうにしたりするお兄ちゃん達もかわいい。これは前からですが、なすくんってキャラブレゼロって感じで結構「真面目にやろう」って皆を叱ったり、頭ガチガチにこうしなきゃってなったりするタイプで、でもそんな一歩間違えたら空気をちょっとピリッとさせすぎてしまうなすくんを、金指くんはそういうところが良い、頼りになる、といつも言ってくれて、だからこそ信頼するお兄ちゃんだと見てくれていて、金指くんがそう言ってくれるたびに私はああこの子が末っ子で良かったなあと思うし、なすくんも金指くんのそんなところが気があうし可愛いんじゃないかなと思う(夢想) というか最近のなすくん、金指くんが自分を兄と見てくれてるの分かってから可愛がりすぎてて分かりやすくて笑う。なすくんってほんとね、先輩に対してもだけど自分から行けないけど好きを形にされるとすーぐ懐くからなんか後輩に一人だけ構わず棒立ちとか言われてた少クラも(爆笑)あったけど懐いてくれればめちゃくちゃ後輩可愛がると思うんですよねー!来年はそんな期待のホープが現れるか乞うご期待なんですけどまあとにかく今は金指くん専用お兄ちゃんなので…(たいしょーくんは対等な相談相手だし龍我くんはもう兄を超えてる)  とにかく金指くん、今でさえこんなにも成長したのに、多分来年の今頃には今を見て「え!こんなに幼かったっけ!」って思うくらいまた成長しているんだろうなあ。金指くんがミラーボールになってびーはもっと輝くしびーの輝きを受けて金指くんはもっと輝くんだ…はあ、守る……

 

そして、龍我くん。選ばれる星を抱いて生まれた男の子。前述した通り長くはもう語らないけれど、私はこの美しくて優しい子が、きっとなすくんの宇宙を照らした最初の星だと思っている。どんどん綺麗に、そして、強くなる。年相応の愛らしさと、涙と、努力を新品のスポンジみたいに素直にぐんぐん吸い込んで、誰もが咲かせられるわけじゃない花をきちんと咲かせられる子。演技も、見た目を磨こうとする意識も、龍我くんの努力は全部がめちゃくちゃにかっこいい。そんな彼がなすくんのことを変わらず「かっこいい」と言ってくれることが、今日もなすくんを救っていると勝手に、思う。

なすくんってね、甘々のデロデロなのは仲良しだから可愛いからってのもあるというか結局ほぼそっちなのかもだけど、龍我くんに自信を持って欲しい、大事に守りたいって気持ちがあって、なすくんにとってのそれは、こんなにも強い光を放っているのにどこかあどけなくて放っておけない彼へのおまじないで。その思いや、「おでこを出すと出世する」ってヘアセットをしてあげたなすくんを私はずぅっと大切に思うだろう。でも、龍我が自立したら海で黄昏ちゃう〜〜壊れちゃう〜〜とか言ってたそんななすくんが髪のセットは「卒業しました!」って自分から言って、ドラマを頑張った龍我くんのこと「頑張ってたもんね」って誇らしそうに嬉しそうにキラキラの瞳で見つめて、「自分も頑張ろう」って今度は自身を見つめてるんですよ。なすくんがおまじないをかけて(もちろんそのおかげとかそれだけとは全く思ってないし本人の努力だけど)今の龍我くんがいて、今のそんなキラキラな龍我くんを見てなすくんはまた刺激を受けて輝いていくんです。そんな龍我くんからおんぶをされた(謎のお姫様抱っこされポジにいるのにバックハグもお姫様抱っこもおんぶもぜーんぶ対龍我くんにはやってあげる側だった)なすくんの嬉しそうな顔よ……(結局ずり落ちてたけど)

まだ歩む道も努力の仕方も分からずにいたなすくんの手のひらに、神様からぽんと落とされた贈り物。ただ守るだけでもなくて、ただ仲良しなだけでもなくて、お互いの輝きに刺激を受けて変化を与え続ける関係。儚くて、あんまりにも愛おしくて、すぐに真綿にくるんでしまいたくなるけれど、この子たちはまだまだ強くなる、私はそう思っている。ステージに選ばれる星を持った、煌めきを直感で掴みとれる龍我くんと、考えて考えて、熱い気持ちと理論的な頭で道を切り開く那須くん。まだたった16歳のシンメ。ああわくわくするなあ。

あとはわかるな?そう、尊い

守りたいよお〜〜〜〜

 

いや長く語ってるやんけ〜!!!!

私はなすくんが大好きで、なすくんが大事にしているこの6人が、なすくんが立っているこの世界が大好きで、どうか同じようになすくんもなすくんが愛するものから愛されていて欲しいと思っている。

 

なすくんの中にはいつも「キラキラでいたい」という思いがある。キラキラ輝いて、みんなを幸せにしたい!それを前も、年末の今も、変わらずに言葉にしてくれている。私はなすくんのことを星だと思っているので、今よりもっとキラキラしたい、そうなすくんが思ってくれる限り、その夢を信じ続けることができる。

私はもう本当にこの子のことが可愛くて愛しくて仕方がなくて、どうにかして幸せになって欲しいんだけれど、でも、辛くても苦しくてもどうかここにいて欲しいとも思ってしまっている。結局、幸せになってと言いつつその「幸せ」がずっとこの舞台の上の世界にあるように願っているし、きっとなすくんが他に幸せを見つけたとしても「ここにいて」と縋りたくなってしまうのだろう。エゴだ、結局。でもおたくなんてそんなものである。だから、願う、来年も。

スーパーキラキラアイドルになろうね。

去年も、今年も、来年も、それが変わらない願いだ。

守りたいなあ、何百回でも思う。守るなんてできなくて、結局心を守られてばかりだけれど。

 

 

去年、サラストがたくさん見られますようにと言ってたら叶ったので言霊はあると思います。なので来年への願望をひとつ。

お願いだからまた耳掛けしてくださ〜〜〜い!!!!!!!!!

 

星の海を泳いでどこまでもいってね

幸せになってね、大丈夫、なろうね

 

 

綺麗なものを綺麗に思うただそれだけのことなんだけど

 

 

全文自己満足です いつものこと

 

今年の年末は正直言うとちょっとほろ苦い。それは好きが変わったとかではなくて、ただ根暗とメンヘラのハーフである私には感情の波がそりゃもうざぶんざぶんあって、私のメンタル状況だとか周りの空気に流される弱さだとか色んなものが重なってるだけなのだけれど、まあ自分の掃き溜めとしてブログをしているのでそんな気持ちも書いておこうと思う。私はすぐにぐるぐる考えて哲学するのが半ば趣味にもなってる気持ち悪いメンヘラオタクなので…暗い気持ち全部置いて新年晴れやかに迎えよう大掃除だ〜!


 

なすくんが好きで、毎日がとても豊かになった。なのに好きだからこそ、勝手に傷ついてしまう日がある。本当に、馬鹿みたいだけれど。

やっぱりちょっと、いやちょっとなんて言ってみるけれど正直めちゃくちゃに苦しくなる時もある。私だって勝手に雑誌や姿を見て得た印象から「なすくんってこんな人」を作り上げてその理想を押し付けて崇めているにすぎないのに、他人の思う「なすくん」が自分と違う形をしていて、その姿がなんだか歪められていたり、笑われたり、嫌われたりすることに、勝手に勝手に傷ついてしまう。こんなのほんとに不毛な傷で馬鹿みたいだけれど、大好きで可愛くて仕方がないから、苦しくなる。

 

結局なにもわからない。わかりやしないのだ。なすくんが本当は大悪党だろうと何が嫌だろうといつどんな時が苦しく辛かろうとなんだろうと私は知らない。私は私の中の「なすくん」を想像で作り上げているにすぎないしきっとその「なすくん」は今同じ舞台同じコンサートを同じ瞬間、隣で座って見ている人にとっての「なすくん」とさえ違う形をしている。こんなに近くで同じ人を見ているのに。

それでも私はそんな、何も知らない「なすくん」が幸せでありますようにと今日も本気で祈っている。それって凄いことじゃないだろうか。何も知らないけれど、私は今思うなすくんを信じているし、もう何も知らなくたって良いから好きだと思ってしまっているのだ。

 

もう、良い。

私がこんなに妄信的に見つめてしまっている「私の中のなすくん」よりも「なすくん」が本当はちょっぴり意地悪だったり、ちょっぴり面倒臭がりだったり、ちょっぴりプライドが高かったり、頑固だったり、ファンのことが嫌になってたり、思っているほど何も考えてなかったり逆に計算づくめで生きていたりしたとしても、結局は良いのだ。良い。まあ人の気持ちは分からないものなので、いつかもしのもし決定的な大事件があったとして、私の思っていたなすくんと全然違ったとして、それがつらくて、裏切られたように思えて(勝手に)、今までの気持ちが時間が全て間違っていたことに気付いて(勝手に)、そんな自分の愚かさに(勝手に)心がぺしゃんこに潰れるかもしれない。そうかもしれないけれど、少なくとも今の私はそんな想像もできないくらい彼の歩いた道筋を、そこから垣間見える気持ちを信頼してしまっているし、もうどんなだとしてもとにかくなすくんに、全世界他の誰でもなくなすくんに幸せになって欲しいのだ。

 

良い。
聖人君子になんて、ならなくて良いから。意地悪になる日があったって、ずるしたくなる日があったって、悔しくて投げ出したくなる日があったって、一人で考え込んでしまう日があったって、良い。歩く道全部に優しい光があたっていて欲しいけれど、全てが正しい道じゃなくたって、全てが完璧に完成して、道徳の教科書で模範になるような心の形をして生きていなくたって、良い。このキラキラしているけれど残酷で、生きた人間として身近で確かに呼吸をしているのに本当は誰かの用意した夢に過ぎないかもしれない、そんな舞台の上の世界で、アイドルとして生きている那須雄登くん。その中にある本当の、まだたった16歳の那須雄登くん。何もかもが大事だ。どれが嘘だとか本当だとかどうでもよくって、全てが混ざり合って今のなすくんがいて、私にとってその今の「なすくん」がとてつもなく大事で、私は彼の言葉や努力や仕草を信じていて、その誠実さや真っ直ぐな頑張りや年相応の笑みに救われていて、それが嘘だとかなんだとか言われても救われた事実は変わりはしないし、悩む日もガチガチに考え込む日もそれを踏み越えて見えていく新しい景色も、とにもかくにも愛おしくって仕方がないのだ。

 

ただこの人に幸せでいて欲しくて(幸せの定義なんてこの世で本人ただ一人にしかわからないけれど)、大きな大きな幸せも、通り雨が外に出た瞬間たまたま止むだとか、なんか食べたいな〜と思ったタイミングでケータリングにその食べ物が出てくるだとか、どんな欲しいものも売り切れずにたまたま買えるだとか、そんな小さな幸せももう全部全部、できるだけ多く降り注いで欲しくてたまらない。

 

一年前、職場の先輩にパワースポットに連れていかれた。連れていかれたというか、ドライブについていったら、実際パワースポット巡りだったという感じだが、とにかく連れられるがままに歩いていくと目の前にそれっぽい大きな石があり、「ほら!願いが叶うらしいから早く祈って!」と突然言われた。決める間も無く手を取られて、とっさに思ったのはやっぱりなすくんのことだった。家族の健康とか仕事の成功とか恋愛だとかと比べて迷う暇もなく、一番最初に脳裏に浮かんだことが「那須くんが元気に楽しくキラキラアイドルになれますように!」だった。その時、思考する前にとりあえず飛び出してきたその本能的な願いに、自分で心の中で笑ってしまった。笑ってしまったけれど、やっぱりそれが答えだった。私だって私の世界に生きているから、もちろん大切な人が病に倒れているのになすくんを優先するだとか、そういうことは結局私はしないだろう。けれど、私はきっとこれから先、なすくんを好きでいる内は(ずっとなんて分からないのであまり言わないようにしている)何かお願いをかけるとき、最初になすくんのことを祈るのだろう。そう、ぼんやりと思ったのだ。

 

そんなことを考えながら年が明けていく。また一つ歳を重ねて、周囲の環境が変わっていく。たまにどうしようもなく「なすくんに会いに行ってる場合なのか?」と思う夜が来る。怖くなる日が来る、ちょっとだけね。

正論だ。私の目は那須くんを見つめるために生まれていないし、私の足は那須くんのためにあるわけではなく、私の人生は私のためにある。誰かのために生きるのって大変そうに見えて献身的に見えて実際物凄く楽で、麻薬的な楽しさが、気持ち良さがある。けれど結局私がなすくんのためにできることはないし、なすくんのせいで何かを失ったと責める資格もわたしにはない。それを忘れてはいけない。

 

良い歳して、男子高校生アイドルに本気で夢を見ている自分、終わってるんだろうか。

辛い時にたまたま雑誌の発言で励まされたり、たまたま聞いた音楽の歌詞に歌声に心から救われて、もう胸が高鳴ってどうしようもなくて、訳もなく泣き出したくなりそうな、そんな気持ちになりながら帰り道を歩いたことがない人がこの世にはいるらしい。前も言ったけれど本気で、本気で凄いと思う。この前違うジャンルのオタクの友人と話した時に「こんなにも魅力的で多種多様な文化がある中で、何のオタクにもならない一般人はこんな興奮を知らずにどうして生きていけるんだろうか」という話をした。その時友人は「オタクの興奮と肩を並べられるのはあとはもう覚醒剤くらいしかない、ヤクをやってしまう前にオタクになれて良かった」と本気で言っていた。その勢いにゲラゲラ笑ってしまったわけだが、でもどっちが勝ってるとかどっちが幸せとかではなく、本当に気になってしまう。

 


こんなに見知らぬ、友達でも家族でも恋人でもない誰かを愛おしむことを知らずに、夢見るようにきらめく舞台を見つめることを知らずに、生きていける強さ。私だって昔はアイドルのこと、若い子向けのコンテンツだと思っていた。アイドルにハマる人を「若いなあ」と思っていた。けれど大人になればなるほど、戻れない郷愁とともにとてつもなくその光に惹かれる。繊細で破れそうな心を抱えて生きてきた思春期を知っているから、仕事をすることの辛さを知ったから、そんな時期にこんなに笑顔で夢を振りまけることの大変さに、尊さに、胸を打たれてしまう。ただキラキラしているだけではなくて、嫉妬だとか才能だとか苦悩だとかそんなものを噛み砕いて、たくさんの悲しい墓標の上を踏みしめて、何も知らないみたいな顔してキラキラ笑っている、その凄さに震える。本当はその背中に何百もの残酷な矢が刺さっているのだとしても、星の煌めきを振りまいてアイドルは笑うのだ。アイドルってすごい。だから私はもっと大人になってもおばあちゃんになってもアイドルって凄いって思うだろう。

 

終わってるんだろうか、とか言いつつ、それを何も知らずに生きる私と、今の私を選べるならやっぱり私は今の私を選ぶ。それって私の中では間違ってないということなので、良いのだ。正しいとか間違ってるとか人生において考えるのもなんだか無駄というか陳腐な気がするけれど。

 

すぐ思考の海にとぷりとぷりと浸かって夢想するタイプの陰キャなので、なすくんに出会わなかった自分をよく考える。前も言ったようにその私は別にめちゃくちゃに不幸になってマッチ片手に冬の路地を彷徨っているなんてことは決してない。

何も知らない私は渋谷のエスカレーターを、大きなポスターの中微笑む彼に「ああ、今日も頑張ろう」だとか「いつかスクランブルの大画面に映る日がきてほしい」だとか胸を震わせていっぱいにすることなく、多分スマホをいじって一瞥もせずに無感情に下がっていくだけだ。男子高校生が楽しそうに笑うのを見て「普通の男の子がこうして笑っている時に銀杏並木を駆け下りてくれているんだ」と愛おしく苦しく思うこともない。焼肉を食べる時にビールの前にりんごジュースを飲んでその甘さに「可愛いな」と思い直したり、ナスとベーコンのトマトスパゲティがメニューにあるだけで意味もなくしあわせな気持ちになってしまったりすることもない。それでもそれなりに幸せにきちんと過ごしているはずの私。

それでも、記憶が消えてもまたなすくんにもう一度出会いたい、とこの歳で思うにはポエムすぎて大変痛々しいことを本気で思う。

なすくんに出会えて良かった。ちっぽけで、人によっては痛々しくて、笑ってしまうほど本当にくだらないことだけれど、私にとっては私の感情は何よりも大事なことなので、何度も、何度も、何度も、そう思う。

 

好きにならなきゃ良かったって思う日も、きっとある。けれどこの一年も、溢れるくらい「好きになって良かった」って思った。辛いこととか悔しいことがあっても「それでもなすくんが好き!信じてついてくんだ見てろよばーかばーか!」と思い直した。なすくんが好きで幸せで、楽しいことが、今年もたくさんたくさんあった。このほろ苦ささえもきっと思い出に、笑い話になる、そう確信している。だってなすくんはどんどん前に進むから。キラキラの星になっていくから。

永遠なんてないけれど、世界は心は変わっていくけれど、新年一発目もきっと私はなすくんのことが大好きだ。

 

それでいい。きっといい。

きみはきみのままでいて〜♪

 

※前置き:夢見てるというかもう半分夢の中です

 

 

なすくんを見ていると、愛おしいってこういうことなのか、と心から思う。

締め付けられるようでどこか苦しいのに、溢れ出して止まらない、そんな感情。愛情を感じたことも、その対象も、今までの人生の中で何度もある。なすくんに抱く感情だけが私のこの人生の中でイレギュラーで特別で、と言われるときっとそんなことはないだろう。

けれど、なすくんを知る度に、自分の心の動き方を知る。震えたことのなかった場所が震えている、そんな気分になる。こんな気持ちが、こんな溢れ方があったのかと、二十数年生きてきて知らなかった心の場所に気付くのだ。

本当にまあこじらせにこじらせている女なので、なすくんのことを割と本気で宇宙だと思っているし、人類の愛が何なのかなんて全く知らないが少なくとも私の愛のかたちを具現化したらなすくんになるのだと思う。

 

「お仕事を頑張っている女性はかっこいいと思います」

 

私の大好きな那須くんの言葉だ。

(ちなみに多分もう役とかじゃない限り二度としないだろうこの時の那須くんのぱっつん前髪おかっぱ状態が私は那須くん髪型ランキングでトップに入るくらい好きだ)

(私はなすくんのサラストが死ぬほど好きなのでサラストにし始めるきっかけになってくれた平野紫耀さんには勝手にとてつもなく感謝しているという近況)

 

僕も苦手な英語を頑張れたから、一生懸命やればきっと報われる!応援してます!そう告げた那須くん。

その文章を初めて見た時は単に、大好きななすくんが憂鬱な仕事を応援してくれることが嬉しくて、ananという読者層を考えた発言をきちんとする賢さにも満足して、ただただ嬉しく思っていた。

しかしそれから、辛くなる度に、ふとこの言葉が沁みるのだ。頑張ろうって、思えるのだ。そういうのを私はすぐ「星の言葉」と呼んでしまうのだけれど、なすくんの言葉は私にとってなんでも星だがこれは特に私の胸にキラキラ輝いては私が躓いた時に思い出したように煌めいてそっと照らしてくれる。

そして、なすくんのことを知れば知るほど思うのだ。なすくんの「頑張れ」の、その強さを。中身の豊かさ、真摯さを。

努力をすれば報われる。そんな甘い世界ではない。それを私たちはもう知りすぎている。大人になれば、なるほど。

ましてやアイドルというこの世界は、なおさらそうだろう。努力して報われるためのその「努力」とはあまりにも苦しく、それだけの努力を重ねても、才能権力タイミング、それだけではない言葉にできない色々なものにたやすく潰されていく、そんな世界。

 

私は初めてなすくんを知った時、結構な人がそうであるように、学歴のイメージが先行していた。その学歴にふさわしく彼はとても利口そうでクールな顔をしていて、良くも悪くも「真面目で固く」、丁寧だがとてつもなく不器用な、そんなダンスを踊っていた。ある意味彼は何もかもイメージ通りな、男の子だった。

もちろん、才能だけで成り立つ学校じゃないから、努力をしているだろうとは思っていた。早起きして勉強をしているのも、凄いと思っていた。けれども私が見つけた時もう彼は選ばれ始めていて、その選ばれた光を持っていて、だからこそ尚更その学力さえも生まれ持った、いわば恵まれた星のように感じていた。

 

けれど、私が思っている何倍も、彼は努力を重ねる人だった。練習を何度もする真面目さは、負けず嫌いから来ていることを知っていった。賢そうに見える固さは緊張から来ていることも、中々先輩と絡まない生真面目な態度は、自分から言えないだけで本当は構ってもらいたいと思っていることも、クールにすましてそうでいて、上に行きたいと熱く熱く思っていることを知った。知れば知るほど、彼の努力を実感していった。

 

思っていたより何倍もなすくんは努力の人で、そして熱い男の子で、年相応の男の子で、ちょっとずれていて面白さ満点の、無限大な男の子で。器用そうだと思った彼に対して、いつしか私は「器用貧乏だなあ、誤解されやすいなあ、もったいないなあ」なんて思ってしまうこともあるほどに変わっていった。

 

私はWゆうとがとてつもなく好きなのだけれど、それはなすくんがくしゃりと笑うあの笑みを、初めて見たときの気持ちを忘れられないからだろうな、とたまに思う。

ゆうとくんと目を合わせて、ふざけあう時のあの楽しそうな表情。

私が通い始めた時のなすくんは、仲間同士で笑い合う時や特に龍我くんと目があってふにゃあ、とすることはあるものの、まだまだ初日付近は固く真面目だったので、生真面目なダンスをするなすくんがゆうとくんとノリノリにふざける時の姿を見て「ああこれが素のなすくんなんだ」と思った。ほどけていくように、嬉しそうな楽しそうな顔をしているなすくんが、とてつもなく好きだと思った。中々仲間内での「いじられ役で面白い」姿を見せてくれないなすくんの、本物を少しだけ見られたような気がして嬉しかった。

まあそれでいて先輩後輩関係がきちんとしているところとか、もちろんあの野球大会とか、好きな理由はたくさんあるのですが脱線するので省略します(ちなみにらじらー聞いてメール嬉しそうにするなすくんってめちゃくちゃ可愛いよねなすくんって本当にゆうとくんのことが好きなの大納得だしいつまでも自分が女だったらゆうとくんとデートしたいと思ってるなすくんでいてください)

 

自慢できるところは努力、自分の好きなところは努力できるところ、頑張って輝いて人を幸せにしたい、大切な人を守れる男になりたい、「信じてついてきて」

そう言ってくれるなすくんが、口癖は「頑張らないと」だと言った時、正直ちょっとだけ胸が痛んだ。

ああエゴサしてるだろうな気にしてるんだなあとか、賢いから分かってるそうだなとか、自己評価低いなとか、そんなことを思う度に、なすくんが考え過ぎていないか、無理していないか、勝手に心配になっていた。本当に、心配したってどうしようもないのだけれど。

けれど、なすくんは頑張っていた。それでも、頑張っていた。ステージが楽しい、今が楽しい、この6人が好き、何度も何度も言ってくれた。

努力を続けられるなすくんは本当に凄い子だと、思った。思い続けていた。

 

そして、有難いことに、なすくんはどんどん前へ進んでいった。

帝国劇場でなすくんが静かにセンターに現れて、光のはしごに照らされた時の気持ちを、まだ上手く言えない。心臓が跳ねた。何千人もの人の前に心を剥き出しにされるその演出になすくんが選ばれたことに、私は嬉しさだとか尊さだとかの前に、正直言いようのない焦りを感じていた。一生懸命言葉を紡ぐなすくんは、綺麗で、それでいて、たどたどしかった。たった一人で立つなすくんは、相変わらず細い体をしていた。

しかし、そんな心配をする間も無くステージから消えた。これに関しては正直私は全くもって焦りはなかったのだけれど、でも、

 

そんな時に、櫻井翔くんへのメッセージを読んだ。

「けっこうキツイです」「どうやって乗り越えましたか?」

 

本当に、本当に勝手なのだけれど、その時初めて足元が崩れていくような気がしたのだ。そこでもなすくんはそれでも頑張る!と言っていたけれど、短所だとか欠点だとかまだまだ頑張らないといけないところ、そんな言葉はたくさん見ていたが、それは私が初めて見た、那須くんの正直な「辛さ」だった。

当たり前だった。分かっていたはずだった。勉学と両立して、夏祭りや文化祭、思い出話にたくさんでてきた友達と過ごしていた楽しい時間を、大好きな運動をする時間を消費して、特別な世界に立つこと。その難しさ。辛くないはずがなかった。

私はその時改めて、なすくんが削っているものの大きさを知った。憧れの人にあてた、たった15歳の男の子の悩みが、そこにあった。

私が大好きになった、器用そうで不器用な男の子は、ほんの少し前まで普通に暮らしていた普通の、本当に普通の、呼吸をしている生きた男の子なのだ。

選んだものの宿命だとか、それが辛いなら辞めろだとか、そんなこと言われるのも分かる。けれど、私にとって、頑張る!負けない!とたくさん教えてくれたなすくんの吐いたこの小さな「弱音」は、とても大きなものだった。

そしてそのタイミングでなすくんは「多分学業」を理由として舞台を休んだ。

 

その後のことは散々ブログで書いたので書かないけれど、私はなすくんの「努力」の重さを改めて知ったのだ。努力をしたことで報われてきたなすくんは、今努力だけでは報われない世界にいる。それでも、なすくんは努力をやめない。そして努力だけでは報われないこの世界で、(もちろん今ここにいられているのはきっと努力だけではない色々な運があるけれど)なすくんは努力で立ち向かい続けているのだ。悔しくても努力して前に進みたい、そう言えるなすくんは強い。

 

なすくんの人生は、まさに「努力」でできている。

だから、なすくんは人に頑張れが言える人だ。私はそんなところが大好きで、もしかしてなすくんの一番好きなところはそこなのかもしれないとさえ思う。

一見、なすくんのような頭も良く顔も良くそこそこに推されている人が言う「僕もできたから頑張れ」は、いやいやいや何を言うんだと思われてしまいがちだ。確かに少なくともわたしにはなすくんのように恵まれた容姿はないし、毎日予習復習を電車でもして5時に起きることなどできない。

けれど、なすくんのストイックな頑張りは、なすくんの人生が培ってきたものだ。何も頑張ってこなかったら、今こんなにも頑張るなすくんはきっといない。人に頑張れと言えるなすくんもきっといない。頑張って頑張って、だからこそ手に入れた「努力への自信」。これって凄いことだ、尊いものだと思う。誰でも手に入るものじゃない、なすくんだからこそ持てた長所であり確かな武器だ。

 

私は、龍我くんの頑張っている姿をあんまり言わない姿勢もとても好きだ。アイドルらしいし、男の子らしいし、素直にかっこいいと思う。そうして努力をあけすけにせずに頑張っていく彼は、味方でいるよと、いつでも笑顔でそばにいるよと言ってくれる彼は、優しくてとっても素敵な眩しい男の子だ。

そして、それに比べてなすくんは、頑張る過程を言う男の子だと思う。それは見せつけているとか頑張ってるアピールとかではなくて、いつもそうしてなすくんは「だから君も頑張って」と言う。自分の努力の姿を、その過程を根拠に、応援をしてくれる。そこがまた理論的な彼らしくもあり、違いが楽しめるなすりゅの魅力でもある。

そして、頑張っている過程は言えど弱音はあまり吐かないそんな那須くんが、生真面目な顔をして影で努力してる人だとしたら、浮所くんは明るくお茶目な笑顔の裏で努力をめちゃくちゃに重ねる人なので、その似た者同士であり正反対な姿も最高だし浮所くんのそんな努力を好いている那須くんもああらしいなあ、と思う。

ダンスレッスンで厳しく言われながらも努力している金指くんに対して「金指は大丈夫」と彼を信頼するように言い切っていたなすくんも好きだし、いやもうこれは長くなるのでやめます。

 

とにもかくにも、だから、なすくんは、いつだって人に「頑張れ」を伝える。まっすぐに。身勝手でも上からでもなく、努力は報われるから、僕がついてるから、頑張ってと何度も伝えてくれる。

過去の自分に宛てた手紙の「頑張れ」

ドラマに挑む龍我くんに宛てた「頑張れ」

そんななすくんの頑張れが、わたしは大好きだ。心のこもった、頑張れ。だから私は、なすくんの言ってくれた「一生懸命やればきっと報われる」と言う言葉を、そんな甘くない世の中を知ってさえなお、信じている。信じさせてくれる、進む足の力をくれる、なすくんは本当に星だ。

 

なすくんは、憧れの人に答えを貰い、色々な刺激を貰い、ステージを愛してくれたなすくんは、今どれくらい辛いのだろうか。何を我慢して、何を苦しんで、それでも「頑張らないと」と言い続けてくれているのだろうか。

心配な気持ちは、もちろん今もずっとある。むしろ私は心の弱いオタクなのですぐに心配ばかりしてしまう。それでも、なすくんが「頑張らないと」と言うその口癖は、初めて聞いた時よりももっと前向きな言葉に今は感じられる。

なすくんが貪欲に上を見続ける限り、私もなすくんの夢を信じている。

 

ステージを見つめるたびに、ああ、と相変わらずどこか祈るような気持ちで思う。

この気持ちに保存液をかけさせて。失わないで。奪われないで。何年、何十年経っても、この衝動を忘れたくない。ちっぽけな私をこんなにも救った、この輝いているけれど確かにただの一人のアイドルに過ぎない男の子のこと、抱いた感情の波や見えた光、信じようと思った気持ち、全てを。

割と平凡に生きているので、なすくんがいなかったら自殺していたとか、なすくんがいなかったらこの世に光一つなかったとか、そんなことはない。なすくんを知らなかった私は、きっと普通に友達や恋人と楽しみ、家族を慈しみ、仕事を頑張った金曜の酒を楽しんだり、上手く巻けた卵焼きに気分を良くしたりして良い人生を歩めている。けれど、なすくんがいたから、それがもっと楽しかった。もっと幸せだった。もっと夜空が輝いて、もっと世界がきらめいて、もっともっと嬉しいことで溢れた。それって物凄いことだ。人にとってはちっぽけで、時に痛々しくて「どうしよもなく」て「やばすぎ」て、それでも(人に言うことがほとんどないので)誰にも知られていない私のこの好きが、たしかに私をめちゃくちゃに救っている。

 

「6人で」

なすくんは、それをよく口にする。この6人で煌めきたいと、6人で頑張りたいと、大切で、大事にしたいと。守りたいと。本当に出会えて良かったと。

前も言ったけれどなすくんは仲間意識が本当に強い。なすくんのそんなところが好きだ。

 

けれど、「龍我がいないと全部壊れちゃいそう」と言ったなすくんが、メンバーが宝物だと言ったなすくんが、「6人のことは仕事仲間だと思い始めた」と言ったこの前の記事を、私は胸が締め付けられるくらいなんだかさみしく、

はならなかった。

 

むしろ嬉しかった。だって大切な宝物だと言う気持ちは、進みたい気持ちは変わってないと分かっているし、その上でなすくんは「一緒にいるだけじゃだめ、自分もがんばらなくちゃ」と言ったのだ。本当に、強くなったな、こうしてもっと強くなっていくんだなと思った。

初めてのシンメに諦めかけた運命を変えられて、初めてのグループ、共闘者を得たなすくんは、それがなければきっと今の自分はいない、それがなければ自分はここで輝けていない、そう思っている印象がずっとあった。グループを引っ張らなきゃ、まとめなきゃ、守りたい、そうガチガチに思ってるなあと感じる時期もあった(今もそうなのかもしれないけど)

きっとそれも間違いではないけれど、それでも、今のなすくんは、前よりもずっとなすくん自身の足で立っているような気がした。元々負けず嫌いで、向上心があって、バチバチするほど好きだったけれど、それでも、龍我大好きbotでも、グループのためにできることを考える自分でもなく、「自分ももっと上に行かなきゃ」と強く思う、一人の意志を持った強い男の子に感じた。本当に龍我くんはなすくんをどんどん輝かせてくれる運命の男の子だと、改めて思った。

 

これからも頑張り続けるなすくんは、同じように頑張る人のことを「かっこいい」と言ってくれるのだろうな、と思う。

なすくんは人の努力を見つけられる人だ。

誰も褒めてくれなくなっていく大人の世界で、「頑張ってるね」を見つけてくれる、そんな気になる。「がんばらなくていいんだよ」が優しい言葉になる世界で、それでも「頑張れ」を言える、そんななすくんのことが、本当に眩しくて愛おしい。どうかなすくんがいつまでも、頑張れる世界であってほしい。

壁にぶつかる度にそれでも負けじと進んでいくその姿が、どうか粗雑に潰されることがないように。何の力もない私は今日も祈るように思っている。

 

十年後、今のなすくんになすくんが手紙を書くとしたら、やっぱり真っ直ぐに「頑張れ」と言うんじゃないかなあと思う。

「報われるから頑張れ」と、過去の自分を大切に思って、なすくんがきちんとそう言える未来を願っている。

 

なんか終わり方がわからなくなったので「翔くんとご飯いいな〜僕も行ってみたいな〜」って思ってた頃のなすくんでも貼っておこう。

f:id:hsnojsm:20181024204808j:image

あ〜〜〜!!!!!死ぬほどかわいい〜〜〜!!!!あどけねえ〜!!!愛しい〜〜!!!!!生きる!!!よし!!投票してこよ!!!!!