井戸が眠る

なすくんが笑ってるから今日も五億の星が笑って見える

スーパーキラキラ20歳!


幕が開いて、最初に目が探す。勝手に見つけて、輪郭がそこだけ光って見えて、一挙一動が星を撒いているような気がして、その時、ああこの子が特別なんだってすとんと思った。
これが本物だって湧き上がるように思う。どうしようもない日常のなかの、宝物がたくさんのありがたい人生の中の、素敵なものも嫌なものも溢れている世界の中の、これが私の本物。

宝物のような男の子の宝物のような日々を大事に噛み締めたい。そう思って明くる日も明くる日も、あきれるくらい好きが消えなくてとめどなく大事に想い続けた、なすくんが20歳。
何回も思い浮かべて想像していたのに、やっぱりこんな日がくるなんて凄く不思議な気持ちになる。
大好きなアイドルが今日20歳になる。いや、20歳になった。

なすくんを好きになって、夏にキントレが始まって、ちょうど身体を引き締めたくてしょうもないシャレとして筋トレを始めた。
その時、根っからのインドアである私は筋トレでよく課せられる回数である20回なんて全然できなくて。じゃあなすくんの年齢分やろうって思って、なんとか15回ひいひいやっていた。それならなんとかできたしオタクなんて単純なものなのでなすくんと結びつけて頑張れた。
それから1回ずつ毎年増やして、サボることはあれどゆるゆると継続して、気が付けば本当は20回できるけれどなすくんの年齢分やりたいからここまで、なんて思うようになって、そしてついに20回に到達したわけで。
いやなんの話ですか?って感じだけどあの時20はまだ先!なんて思っていた毎年が、積み重なってあっという間にそこにきたのだ。
人生は地続きなんだと何度生きて何度噛み締めても改めて思う。
良い一歩だとか悪い一歩だとかそんなものはなくて、麦ふみのように一歩一歩、全てをひとしく肥やしにして、なすくんは今もあの金色の舞台に立っている。いや、前よりももっともっと輝かしい光に、立ってる。

なすくんの目が好きだ。綺麗な二重幅。やさしい垂れ目。キラキラとした黒目が、ステージで光るのが好きだった。光を失うところさえ綺麗でびっくりした。なすくんの目はやさしい。それは私がなすくんがやさしいって知ってるからかもしれないけれど、でもやっぱり、あの目を見るたび、画面越し、ステージ越し、雑誌越しに目が合う度に、やさしい目だと思う。星と努力をいっぱいに詰め込んだ、やさしい目。
笑ったり頑張ったりする時にかわいくふくらむなすくんの鼻が好き。横を向く時に、ぞっとするくらい綺麗に思えるなすくんの鼻筋が好き。顎の輪郭が好き。
可愛くて可愛くてたまらない口の形が好き。すぼむ口も唇をまきこんだ口も、話聞く時にぽかんとあく口も笑う動作ももちろん、動きひとつひとつが全部好き。
声も好き。甘くてとろんとした声も、不思議なテンションで繰り出される声も、全部がかわいい。歌声も、こんなに好きになるなんて思わなかったくらい、何度でもびっくりしてしまうくらい、青く澄んで広がっていくから好き。冷たい冬の青空みたいな声。
耳も好き。一生かわいい耳のほくろ。人の話をちゃんと拾って、返してくれるやさしい耳。
手も好き。柔らかくてかわいい指も、手を振る時にくっつく中指と薬指も、全部かわいい手の動き。
踊る時の肩も好き。がっしりとした背中もきゅんときて好き。きゅっと動く足が好き。頭の形が好き。
心の形が、全部好き。
あげだしたらキリがなくて、夢を押し付けちゃいけないと思っても、それでもありあまるほど夢を見てしまうくらい、なすくんの人生の形全部が好きだ。
愛しくて、大切で、憧れで、眩しい。


これが星じゃないなら何が光か分からないくらい私にとって眩しくて、これが希望じゃないなら何が愛か分からないくらい私にとって愛しい、そんななすくんが、夢を振りまいていてくれること。この世界は希望があるし努力は報われるし愛に溢れてるって顔をして、歌って踊ってそこに生きてくれる。光を証明してくれる。それってなんて幸せで、ありがたくって、凄いことなんだろう。だから今日も人生を信じられる。だから私は今日も心の場所が分かるし、だから私は今日も愛をちゃんと知ってる。そんな気持ちになれる、なれてしまう。


大人になることがちょっと寂しくなるくらい、思い出がたくさんあるのが、嬉しい。
なすくんが大人になる世界がちゃんとあることが嬉しくて、なすくんが20年も生きてるこの世界が最高で嬉しい。そこに私も生きていられて嬉しい。今日も元気に重すぎるけど今日に始まったことじゃないし本当に、いつまでも、いつまでも大事でたまらない。


私は今も本気で、なすくんに、この6人に会えたことは人生をがんばって生きてきた先に神様がくれたご褒美なんだと思ってしまうし、そうして世界を愛と光で満たすために美 少年は地球に6人一緒に生まれてきたんだ〜!って本気で思っている。
重いのも気持ち悪いのも分かってるけれど、でもなすくんのこと、私の人生においてなんなんだろうって考えるとそれはやっぱり恋でも趣味でもなくて、魔法や光や宝物って言葉がぴったりで、大好きよりももっともっと大きな言葉を探したくなるくらい大好きな、そんな宝物なのです。


こんなに語ったのにこれからまだ語るんですが私は本当に、さよならが苦手な人間だ。
だから私はなすくんを好きになった時も、この好きがなくなるのが、勝手な落胆で幻滅するのが、過去を無駄な消費のように思い返す日がくるのが嫌で、怖くて、好きになる時にガチガチに準備をした。心の。
今だって本当は、この星のかけらを星に思えなくなって、宝物だった記憶はあっても現状の宝物には思えなくなって、宝箱の隅にある小さなおもちゃのガラスみたいになってしまう日が来るのを、ずっと怯え続けている。


それでも、何度も何度も思って、書いて、馬鹿みたいに同じことを呟き続けたように、やっぱりそれは星だった。出会って、好きになって、勝手に目が探して、足が勝手になすくんへ向かって、ただただ信じてついていって、魔法がかかって、輝き続けた。私が何を思おうとなすくんは輝くので、私が何を悩もうとこの心が勝手になすくんを好きだった。今はもっともっと、なすくんが好き。


忘れたくないな、って思いながらなすくんを見ているし、ブログを書き続けている。
忘れたくないな、好きでいたいな。
でも今、20歳になったなすくんに思うことは、出会えて良かったの一つしかない。それに尽きてしまう。好きも、眩しいも、全部「出会えて良かった」に繋がる。出会えて嬉しい、良かった、良かったなあって、星がまたたくみたいに思い続けてる。好きになれて嬉しい、好きでいられて嬉しい、なすくんが進む道を一緒に見られて嬉しい。ずっとずーっと嬉しい。
だからきっと最後まで、私は出会えて良かったなあって、そう思っていくんだろう。


ほんとに、信じてついてきた、ただそれだけなのだ。眩しい星に見惚れるようにただただついていったら、なすくんはいつのまにかこんなに綺麗なステージの真ん中にいて、私はこんなに綺麗な世界を見せてもらっていた。ありがとうとか、そんな言葉じゃ足りない。ただ、嬉しい。


幸せでいてほしい。成人して、大人になったって言われたって、昨日の自分と今日の自分は地続きで変わらないから、ちょっと不思議な感じがするよね。それでも20ってこの不思議な節目の数字に、世界が開けたような、足元が強くなったような、手のひらがひどくすかすか感じるような、そんな心地になるよね。そんななすくんがこれから生きていく世界が、なすくんがいるステージみたいに光でいっぱいだと良い。夢は全部叶うと良い。辛さも物語のスパイスに感じるような、そんな幸せがたくさん降れば良い。そんな大人の世界であるといい。大人になって良かったって、思い続けられる世界が良い。


大人は決して子どもに戻れないって、何度も聞いたセリフの果てに、やっぱり私は、なすくんが大人になっていく新しい世界が愛しくて嬉しい。10代の、かわいくて、ちょっと固くて、あどけなくて、でも真面目でしっかりしてて、夢をちゃんと詰めた眩しいあの日のなすくんが可愛くて仕方ないけど、でもそれよりもこの先のまだ知らないなすくんにたくさん会いたい。
いつまでかは分からなくても、今の私は、今のなすくんが今まで生きてきた全部のなすくんの中で一番好きで、18歳よりも19歳のなすくんが好きだったみたいに、19歳のなすくんよりも20歳になったなすくんのことがもっともっっと好きで、きっと今日のなすくんよりも次に会うなすくんの方が、もっと大好きに思えるんだろう。
なすくんはそんな人だから。スーパーキラキラアイドルでい続けるなすくんが、それでも果てなくスーパーキラキラアイドルを目指していくのを、私はただ信じてついていくんだろう。ついていくというか、惹かれて歩いていくだけで、足が光へ進んでいくのだ。

 

なすくんを見つけられた世界で良かった。なすくんを知らないで死ぬ私じゃなくて良かった。それだけでなんだか世界に選ばれたような気さえしてしまう。だってだってラッキーすぎる。

 

ずっと幸せで、笑って、元気でいてほしい。

ねえねえ神さま、なすくんってすごく優しくて素敵な男の子なんだよ!こんなにかっこよくて、こんなに光ってるのに、まだ光ろうと走り続けてくれるんだよ。こんなに賢いのに、まだ努力して、学んで、思考を止めずに育てているんだよ。こんなに素敵な人なんだよ!だから絶対絶対幸せにするべきです。何か幸運のはしごのようなものがあって、あなたですって選んでいるのなら、その指で絶対なすくんを指すべきなんだよ!そんなことを大声で見えもしない神さまに勝手に叫びたくなるくらい、なすくんは最高の男の子なのだ。

 

そんななすくんが、20歳。

最高じゃん。うれしすぎるじゃん。良い世界じゃん。

ここ最近どころかここ数年「うわーーーん20歳になる日がきちゃうよーーー( i _ i )」なんてわめいていた私が、ついにやってきた今、そんなことを思っているんだからやっぱりなすくんは凄くて、最高。最高です。一級品。

 

たくさんたくさんおめでとう!いっぱいいっぱいありがとう!きみの歩く道が、スーパーキラキラな毎日でありますように!ここはきっと光の国だよ!世界は愛に溢れてる!だってなすくんが最高だから!

最高な男の子が、20歳になる世界に乾杯したい。

生まれてきてくれて、アイドルとして生きてくれて、ありがとう。お誕生日おめでとう。